今日から大型連休が始りました。
ニュースもワイドショーもゴールデンウィーク情報がトップニュースとなっていますが、世の中の流れとはまったく関係のない生活を送っていて、頭の中を支配しているのは連休明けの【東京展】のこと。
東京展の会場に荷物を届ける日が5月9日(木)で翌日の10(金)が会場準備。
本番は11日(土)・12日(日)で、日曜日の最終便の飛行機で石川県に戻るという段取りになるのですが、娘たちが週末と祭日がお休みとあって、東京展に向けて今できることを一つ一つ準備を終えてしまわなくてはなりません。
そして今日は5月号の情報紙「あ・うん」の構成に入ったのですが、午後からお客様が続いて思うように事を進めることができませんでした。
東京展に5月号の情報紙が必用かと思っていて、どうしても仕上げなくてはなりません。
他にも準備したことがあり、気持が気忙しくて仕方ありません。
些細なことですが、そんな私の気持を抑えてくれることがありましてね~
情報紙の構成に当り、最初に「今月のことば」という枠を埋めるのですが、5月号の選んだ「坂本龍馬」の言葉に気持が少し楽になりました。
それがこちらの言葉です。
「何でも思い切ってやってみることです。
どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから。」
催事事は水物だと言っていた担当者がいましたが、確かに蓋を開けて見ないと分からないところがあって、いろいろ考えてしまって、「思い切ってやってみる」という次元ではなかったんですね~
結果は「どっちに転んでも骨となって一生を終えるだけのこと。」
確かにその通りで、結果にこだわることよりも、チャレンジャーとして臨むことが重要であることに気づかされてくれて、それまで押さえつけられていたワクワク感が顔を出し始めたんですね~
なんて単純なんだろうと思いましたが、5月号には坂本龍馬の言葉を載せることとしました。
振り返ってみれば、「卯月の会」が控えていたときは、絶好の花見時期でありなから、少しも花見を愉しむことが出来ず、大型連休が始ったというのに家族との触れ合いを持つことはなくて、このままではいけないと思うところがありました。
そして店を開けるとすぐに、子供たちに5月4日(土)を店を休みにするから集まれと呼び掛けていました。
子ども達は予定を変更してくれたみたいで、5月4日は臨時休業となりそうです。
【京友禅と京刺繍で描かれた宝尽くし訪問着をコーディネート】

宝尽くし訪問着をコーディネート
こちらの訪問着は宝尽くしを模様にした白茶系のあっさり系の訪問着となるもので、この品の良さを壊さぬように黒地系に袋帯で格調を高めたコーディネートにしてみました。
柄の模様が小さいので、なんとなくしか分からないかもしれないが、お上品な着こなし方だと思いません。
出しゃばるような模様ではなくて、流れるような裾近くの暈かしが優しさを引き出しているのではないでしょうか。

京友禅と京刺繍の宝尽くし訪問着
画像を大きくしてみました。
宝尽くしの模様は京刺繍で描かれていまして、京友禅とのハーモニーが心地よい香りを放った訪問着と言えるでしょう。
皆さんは現在遊びモードなの心に響かないかもしれませんが、心に留めていただけたら嬉しく思います。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







