今日も朝から気忙しくしていまして、午後から着付教室が二部の分けられて行われていたこともありお客様の出入り多い一日でした。
連日の忙しさに他の仕事が手に付かなくなっていますが、仕事の時間割をしっかり決めて、密度の濃い時間の使い方が出来ればと思っているところです。
夕方から第二部の着付教室が始っていて、その教室を受講していらっしゃるお客様が、店から新しい浴衣を新調してくださいましてね~
その浴衣が仕上がったもので、着付の練習前にお召いただくことに・・・
その着こなしを目にされた先生が「よく似合っているわ~」との声が上がってもので、お断りをして拝見させていただくことに・・・
【お客様が新調してくださった綿絽浴衣と帯】
その浴衣の着こなしがこちらになります。
紫に葡萄柄の綿絽浴衣になりますが、合わせたリバーシブルの半幅帯が装いをスッキリ纏めていて、お客様のお顔写りもとってもいいんですね~
私の見立てが間違っていなかったことを確認させていただいた次第です。
お客様のお顔によく似合っていて、写真を撮らせて欲しいことをお願いすると、快く承諾してくださったもので、お顔を出さないことを条件にブログ記事にアップさせていただきました。
体型に合った寸法でお仕立てをさせていただいているので、何処から見てもその着こなしに無理がありません。
半幅の帯結びもリバーシブルであることから、反対の面を上手く生かして何処か大人の魅力を引き出していらっしゃいました。
お客様も満足していただけたのではないでしょうか。
来る8月4日の「ゆかたで食事会」にも参加いただけるとのことで、嬉しく思っています。
着付を習い始めた新しいお客様ですが、素敵なご縁をいただくことができたことを心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
着物のお洒落というものは、洋服から着物に袖を通したことで、お洒落を愉しめるというものではありません。
・その着物がお顔写りがいいいものなのか?
・着物の寸法がご自身の体型に合っているもののか?
・着物と帯との相性はベストなのか?
・他に何を加えたら、80点の着こなしが100点を超えるものになるのか?
着物を着慣れない人にとっては、着物を愉しもうとしたときのハードルは高くて、『壊れるお洒落』があることを覚えておいてください。
例えば着物と帯との合わせ方がチグハグだったり、体型に合っていない着物を着こなしていたり、合わせ方や着こなし方の微妙なさじ加減が、お洒落を壊したり輝かせたりするのです。
その判断の難しさが現代人にはあって、私たち呉服店がサポートしていかなくてはならなのですが、消費者から相談をいただくと販売に繋げようとするから、呉服店さんに近寄れないのかもしれません。
きもの離れが進む中で、呉服店の責任というものが益々重たくなっていきますが、お客様に喜ばれることを探し続けていくことが、長い時間と共に実を結ぶことを私は信じたいです。
途中から話の論点がズレてしまいましたが、記事を書き終えるまでになって、今日も完全燃焼することができたかと思っています。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。