余りにも暑くて、そのせいか店に人が寄ってくれなくてね~
急激は気候の変化で熱中症が急増しているようで、朝のワイドショーでは熱中症対策となる情報を番組で取り上げています。
そのことが、病気の広がりを伝えているかのようで、夏の風情が何処へ行ってしまったのかと、心なしか寂しさを感じている私です。
小学生の頃の夏はエアコンなんてありませんでしたし、スイカをたらいの水に浮かべて、水道の水を当てて冷やしていたことを思うと、冷蔵庫というものが我が家になかったのかもしれません。
網戸というものもありませんでしたし、日が暮れた頃から蚊取り線香が焚くのが日課でした。
そして座敷に布団を敷くと蚊帳(かや)を下げて、蚊に刺されないようにしたものですが、蚊が蚊帳の中にいたりしたら、それはとても大変なこと。
灯りを付けて蚊を退治したものでした。
当時は今ほど暑くなかったと言われていますが、団扇を片手に寝付かれない夜がどれだけあったことか・・・。
そして目が覚めたら近くの神社前の公園に行ってラジオ体操。
それが一日の始まりだった夏休み。
家に帰ると、農家の人がリアカーに野菜を乗せて売り歩いていて、そのリアカーが家の前に止っていることもありして、当時の夏の暮らしが思い出されます。
当時も熱中症という病気があったのかもしれないが、そんな騒ぐこともなく、暑い夏を過ごしていたように思います。
何でも手にできた時代でなかったように思えますが、毎日が満たされていて全身で夏を受け止めていました。
当時の生活を振る帰ると、風情ある生活を送っていたことに気づかされますが、現代は何もかもが便利になっていて、エアコンで温度調整ができますし、冷蔵庫には冷たい飲み物がいつもあって、何処へでも車や電車などで移動が出来て、お金さえあれば何でも手にできる時代です。
風情ある生活が身近にあるとは思えなくて、自らが風情を創りだしたり、創られた環境に身を置いて風情を味わう社会になっているのではないでしょうか。
日本文化を継承する者としては、これでいいのかと思うところがありますが、夏を意識した「小さな美学」の中に隠された『風情』を捜してみました。
暑さ以外に夏を感じるとしたら頭にあるのは蚊取り線香とその香りが一番にあって、自分に向けて夏を楽しむポスターを作るとしたらこんな感じかな~
蚊取り線香を焚く鉄の台を古ちりめんの赤い生地で作ったカニさんのちりめん細工で囲み「夏と遊ぶ」をイメージしてみました。
タダそれだけのことですが、ミスマッチな映像に懐かしさを覚える私です。
【「丸うちわ」に風情を感じる】
実は今日の記事に、こちらの「丸うちわ」を紹介させていただきたくて、ブログを書き始めだすと、昔のことを思い出して、変な作文になってしまました。
ゴメンナサイ。
近ごろ画像にあるような“うちわ”も姿を消してしまって、数年前までは商売やイベントの広告にうちわが使われたりしましたが、それもなくなってしまって、お洒落なうちわを手にすることが出来なくなりました。
言葉を替えるなら、“うちわ”が要らない時代になっているのかもしれないが、このようなも模様の“”うちら”には夏の風情を演出するところがあって、手にしていただけたらと思っています。
お一つ1,430円(税込み)となりますが、お部屋のインテリアとしても活用していただけるので、オススメさせていただきたいです。
お祭りや花火大会などに浴衣に合わせて“丸うちわ”を持っていただけたら絵になるでしょうね~
参考になれて下さい。
と言うことで、今日のブログ記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。