今日もお客様回り。広範囲に渡って車で“走って走って”の一日で、9月の情報を届けることに必至になっていた気がします。
そして店の戻ってからブログ投稿の準備に入る訳ですが、ここの気持の切り替えがスムーズに行かないことが少なくなくて、一日の中で最も気力が必用とされる時間帯です。
毎日投稿するというルールを自分で決めていまして、どのような状態であっても自分にムチ打って頑張るようにしています。
「どうしてそこまで頑張られるのか?」と、問いかけられたら、
それは、「現代社会の中で必要とされる店になりたい」その一点に集約されていて、不足している点がまだまだあるから、頑張っていられるのかもしれません。
そのような姿から、人は“結果は後で付いてくる”と、言いますが、それは努力をしている人に言える言葉ではあるが、努力を積み重ねればバラ色に世界が変るというものでもなく、どんなに辛くても夢が近づくことを信じて、今この時間を大切にすることかと思っています。
だから諦めてはならないのです。
今日は“よそ行き小紋”を種類の違った帯でコーディネートしてみました。
きもの業界に「一枚の着物に帯三本」という格言のような言い伝えがありましが、何処か似たところがあるかもしれません。
【よそ行き小紋を品良く纏まる】
こちらのコーディネートは、お茶会を意識してコーディネートさせていただきました。
着物はお抹茶色の松葉散らし模様の小紋で、一般的には白地か金銀地の帯で合わせた方がお茶席の場だと落ち着くのかもしれないが、グリーンかがった地色に小花模様の西陣織の名古屋帯で合わせてみました。
【西陣織の九寸名古屋帯を合わせる】
品のいいオシャレ感を創り出していて、お茶席などにお召いただけたら素敵だと思うな~
こちらの松葉散らしの小紋を、お友達との遊びの場に着て行くとしたら、上品な装いよりも、その場を和らげる親しみやすさがあった方がいいと思って染帯を合わせてみました。
【カジュアルな雰囲気を染帯から引き出す】
そのコーディネートがこちらになります。
同系色で纏めていますが、趣味性が高くなって面白みのある装いになったと思いませんか?
【同系色の染帯で着こなしの柔らかさを表現する】
合わせた帯はローケツ染めの染帯で幾何学模様がとてもマニアックでお洒落だと思わない・・・。
このようにして帯を替えるだけでこんなにも雰囲気が変りますが、ここに帯〆と帯揚げの色が入ると、よそ行きの装いはより高貴になりますし、カジュアル感のある装いは表情を豊かにしてその場を盛り上げてくれるのではないでしょうか。
ここにもう一組、季節感のある装いを創れたら良かったのですが、そこまでの気持の余裕がなくて、着物一枚に帯3本の意味を証明することが適いませんでしたが、言ってる意味が僅かななりともお分かりいただけたかと思います。
参考になるものであれば幸に思います。
今日はここまでとさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。