【着物のお手入れの話】
今日で3月が終りますが、今年になって3ヶ月が過ぎてしまったんですね~
雪と寒さで心労が溜る3ヶ月でしたが、4月になれば季候もよくなって生活の中に着物が登場するのではないかと思っています。
手始めに学校関係が入学式を迎えることから、入学式を着物で迎える先が多いのではないかと考えていますが、どうしても着物や長襦袢に人間の油や汗が付着するので、着終わったら着物や長襦袢の丸洗い(洗濯)を忘れないようにしてください。
かたづける前のメンテナンスを怠ると、後で取り返しの付かないシミが出てくることがあるので、邪魔くさがらずに呉服店さんなどで、お着物のお手入れに詳しい専門家のいる先で相談して、綺麗な状態に戻してからしまうことをお勧めします。
当店では着物のお手いて相談を無料で受け付けているのでいつでもご相談ください。
さて今日の記事は4月の店作りに向けての販促物が揃ったので、そのことを記事にさせていただきます。
【永治屋清左衛門展のチラシが出来上る】

4月は卯月の会として店内催事を執り行なっていますが、今年は創業40周年ということで、これまでに様々な催事を行ってきた中で最も反響が大きかったのが今回の卯月の会で取り上げる「永治屋清左衛門展」だったんですね~
それが2年前の卯月の会だったんですが、永治屋さんの担当者から、単衣物として提案できる品も多く作っているので、白山市で再び会が開けないかとの相談をいただいて、4月24日から27日までの四日間、「永治屋清左衛門展」を開く運びとなったものです。
その手作りのチラシが本日店の届きまました。
これからお客様にご案内をさせていただきたいと考えていますが、そこにもう一つ毎月発行している四季を楽しむ情報紙「あ・うん」も一緒にお届けしたくて構成に知恵を使ってましたが、その4月号も出来上りましてね~
月が替わってから2点セットでご案内に歩けるかと思っています。
【300回目の発行となった四季を楽しむ情報紙「あ・うん」が出来上る】

その4月号の情報紙がこちらになりますが、今回で300回目の発行となることから、ここまで続ける事ができたことに「天晴」という言葉をかけてやりたいと思います。
月1回の発行となるので、300回÷12ヶ月で25年間続けて来たことになりますが、妻亡き後、数ヶ月発行ができなかったために、25年と半年前の1999年の10月に第1号を発行したように記憶しています。
その始まりは、地盤のない土地に店舗を構えたまではよかったのですが、地域の人たちからの信頼を得ることがなかなかできなくて、妻が店とお客様の間を繫ぐ情報紙の発行が理解を深めるものになるのではないだろうか。
妻と相談しながら「四季を楽しむ情報紙【あ・うん】」と名付けて第1号を発行したのです。
【あ・うん】と名付けたのは、店が出す情報紙がお客様と阿吽の呼吸ができるまでになればと願って付けたもので、発行後は翌月のネタ探しに紛争する日々でした。
それからというもの、お客様から「先月の情報紙に書いてあったことがとても役に立った」とか、「勉強になることが書いてあってファイルしているワ・・・」
そんな声が届くようになり、お客様との関係性もよくなって来たときに妻が病魔に襲われて発行を断念。
当時のことを振り返りたくありませんが、情報紙の発行を妻任せにしていたもので、当時妻が使っていたワープロを私が使いこなすことができなくて、断腸の思いで休刊としたのですが、数ヶ月後に返らぬ人となり、その時の喪失感は私の周りから全ての物が無くなっていくような気がして、地獄を彷徨っていような日々でした。
そんな私の姿を見て、長女が「私も手伝うから【あ・うん】の発行を続けたら」と声をかけてくれたことが、少しずつ運気を変える切っ掛けとなったような気がします。
そこから妻の想いを引き継いで、私が情報紙を構成するようになり今に至った次第です。
発行回数が増えれば増えるほどにネタ探しが難しくなっていて、正直なところここまで続けられるとはまったく思っていませんでした。
毎会お客様に役立つ情報を載せることができたのかを自問自答しながらいますが、300という回数まで伸ばすことが出来たことを嬉しく思っています。
次は400号を目出したいと思っています。
【妻の月命日に・・・】

こうして卯月の会のチラシと4月号の情報紙を準備することができましたが、今日は妻の月命日に日でもあり、花を手向けに妻に合ってまいりました。
青空が広がっていて気持のいいで、今月の報告よりも4月という日が私にとって意味深い月になりそうで、妻にはそのことを打ち明けることに・・・
孫の誕生日が4月に集まっていて、仕事では大きなイベントが控えていて、そこに私自身の生活に新しい扉が開こうとしていて、妻にパワーを分けて欲しいことをお願いしてきました。
その4月の始まりは京都出張はら始ります。
5月の東京展が終るまでいろんなことが起きそうですが、全て受け止めて、踏み出す覚悟で4月を迎えたいと思っております。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。