店内の一角に畳は入り今月24日からの「卯月の会」に向けての準備が動き出しました。
今日は初夏の陽気となったこともあり模様替えに弾みが付いてウィンドーを変えてみることに・・・
【店のウィンドー】

和柄Tシャツをアピールしたくて、ハードルの低いウィンドーにしてみました。
永治屋清左衛門展は始るまでの短い期間ですが、店内の「見える化」を図ることでこれまでと違った年代層が妙味を持っていただけたらハッピーかと思っています。
季節は大きく変ろうとしていて、店内に単衣物や夏物が加わることから商品が溢れていてきものコーナーがまとまりにないものになっていて、これからが私たちの腕の見せ所です。
季節商品の入荷が続いていることから今日は初夏の装いを紹介させていただきます。
【夏牛首紬の藍縞を藤の模様の染帯でコーディネート】

こちらは地元で織られている夏牛首紬の藍縞のきものを藤の模様の染帯でコーディネートしたものです。
夏牛首紬を藍染めで織ったのは今回が初めてだと云っていましたが、単衣時期からお召いただける着物なので藤の模様の帯と合わせて、訪れる季節を楽しんでいただけたらと思って組み合わせてみました。
【節模様の染帯で訪れた季節を楽しむ】

藤の模様の帯って市場に少ないこともあり、とてもお洒落なきこなしになるのではないでしょうか。
【藤模様の染帯/腹の柄】

こちらの画像を半分にしたものが腹の模様になります。
このようになります。
ここでは夏牛首紬に合せていますが、単衣物の色無地に合わせてお茶着にされるのも素敵かと思っています。
永治屋清左衛門の紋紗笹葉模様の着物を蛍柄の染帯でコーディネート】

そしてこちらは永治屋清左衛門の紋紗きもので織りの模様は笹葉柄になります。
織物のきものですが、絹糸にこだわっていることもあり風合いが柔らかくて地紋がハッキリしているところが永治屋さんのきものの特徴と言えるでしょう。
夏物としてお召になれるきもので黒地の蛍の模様の染帯で合せてみました。
お洒落なコーディネートだろ思いませんか?
【黒地の蛍模様の染帯】

蛍模様の染帯って探してもなかなか見つからない帯かと思っています。
いい感じで描かれていると思いませんか?
蛍が飛びシーズンに締めていただけたら格好いいと思うな~
【蛍模様の染帯の腹の模様】

腹は画像の半分となりますが、模様を広く描いているので締めやすいのではないかと思っています。
季節を楽しむ贅沢な帯と言えるでしょう。
この二つの染帯は作家物の東京友禅となりますがリーズナブルなお値段で紹介させていただいています。
なかなかない帯かと思っているので、興味をお持ちでしたら24日からの永治屋清左衛門展を覗いて見てください。
十分な解説とは言えませんが今日はこれで終わらせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。