「秋の東京展」の準備で明日の朝、娘と東京に向います。
東京展が終るまで、展示会のことだけを考えていたのですが、12月7日に開催するきものの集いを企画していることから、こちらの段取りも進めなくてはなりません。
この企画は、きものでクリスマスという趣旨で金沢国際ホテルの会場を借りてきもので愉しむ場を設けていまして、今年は落語家の月亭方気さんをお招きして落語で大笑いしていただけたらと考えています。
【クリスマス落語会/参加者募集!】

その参加者募集が数日前から始まりまして、東京展の準備をしながら、クリスマス落語会の案内もさせていただいている次第です。
そこで今日はお客様の呼び掛けとは別に一般参加の募集を募りたいと考えています。
落語家の月亭方気さんは吉本興業に所属する石川県七尾市出身の方で、今年夏の「ゆかたの集い」に初めて月亭方気さんをお呼びして落語を聞かせていただいたのですが、お客様の笑い声が絶えなくて凄く盛り上がりましてね~
「目の前で初めて落語を聞くことができてとても楽しかった」とか「今年の冬も月亭方気さんを呼んでみて・・・!」みたなリクエストもありまして再びお呼びした次第です。
金沢国際ホテルの8階にある和食レストランを貸し切っての集いで、始めに落語を聞いていただいてから懐石料理を召し上がっていただいて、その後にお楽しみ企画を考えております。
会費はお一人様7,000円(税込み)で、きものでの参加となります。
きものを持っていても着る機会がないとか、きものを着て出かける場がないという話をお客様から聞くことがあり、きものを販売する側としてはとても心が痛みます。
そうしたご不満にいくらかでもお応え出来ないかと考えて、きものの集いを設けているものです。
なので、店とお取引のないきもの愛好家の方にも参加いただきたく思うところがありまして、一般参加の募集をさせていただきます。
時は12月7日(日)で開演は11時30分となります。
お友達を誘って参加も有りかと思っているので、参加希望者は当店まで連絡ください。
そして、明日から3日間、東京展開催のために店を臨時休業させていただきます。
ご不便をお掛けするかもしれませんが、どうかご理解を頂きますように・・・。
14日、15日共に東京がお天気が良さそうなので、5月の本降りの雨の時よりも来客が望めるのではないかと思ってますが、何分にもSNSでの呼び掛けに頼っているだけに不安を取払うことはできません。
私の店が東京で受け入れていただけるのかが試される2日間となりますが、後は運に任せるしかありません。
きものの好みも千差万別かと思いますが、私はアッサリした着物柄に帯に個性を持たせる合わせ方が好きで、時に逆パターンでコーディネートすることもありますが、色合いのメリハリをとても大切にするようにしています。
【柏葉唐草小紋を黒地刺繍帯でコーディネート】

こちらコーディネートは単調な模様の繰り返しが続く小紋柄を黒地の刺繍帯で合せたもので、きものと帯の色のメリハリを重要視したコーディネートかと考えています。
都会的な着こなしのセンスを感じさせられる模様と色合いのハーモニーが、それぞれにないものを補っていて、その一体感がとてもお洒落な着こなしへと導くのでしょう。
【鏡に葵の黒地刺繍帯】

合せた黒地の刺繍帯は鏡と葵柄となるもので、季節感を感じさせないところが魅力的かと考えています。
共に野口さんの商品で、今月の頭にお邪魔したところ、こちらの刺繍帯を作る先が廃業するそうで、刺繍帯が作れなくなることをとても心配していました。
その意味では貴重な刺繍帯と言えるかもしれません。
今回の東京展には野口さんの商品も出品しますので、この機会を見逃さないようにしてください。
娘と二人で会場におりますので、気が向いたら遊びにいらしていただけたら嬉しく思います。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。






