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この8月は手を抜いていた訳ではないのに、お客様に指示していただける店作りが出来ませんでした。
その反省を元に9月の店作りを考えていますが、秋のメニューが作れず苦しんでおります。
その一つである、四季を楽しむ情報紙「あ・うん」を作り始めてはみたものの、ピントが合わず空白の時間が過ぎるだけで完全に燃料切れ。
京都に出て刺激をもらわないと踏み出すことができないのかも・・・
そのようなことを思うと、物作りするする職人さんの苦労がほんの少し解ります。
季節外れの時期に仕込み、仕上がった物が旬の商材として私たちの前に並ぶんですからね~
私からすれば表彰状ものです。
店の奥に提げてある言葉のカレンダー
「道は無限 行き詰まりはない」
どんなに手詰まりに見えても、必ずどこかに困難打開の道はある。
要は、とらわれない素直な心で、どれだけ熱心に求められるかである。
求めれば道は無限にある。
松下幸之助の言葉ですが、「素直な心で熱心に求めることか・・・」
自分に言い聞かせながら、9月8日(土)・9日(日)の二日間、銀座での展示会のことを気にかけていた私は、何故かそこに目が向きました。
昨年と比較すると、展示会のご案内状を送らせていただいた方が少なくて、新しい道を切り開く難しさを味わっています。
しかし、このブログを見て銀座の展示会に遊びにお越しになられた方が3件もあったことから、もう一度、展示会の呼びかけをしてみたいと思います。
とき : 9月8日(土)~9日(日)
ところ: 銀座フェニックスホール
東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館2階
TEL.03-3543-8118
会期中は会場にいるので、是非覗きに来て下さい。
案内状がなくても、受付で私の店の名前を言っていただければご覧になれます。
今日の言葉のカレンダーのように、ギブアップは言いたくありません。
どんなに小さなことでも、可能性が残されているのなら、純粋な心で悩んでみるのもいいじゃなか・・・
但し、諦めない事。
私の前にある9月の画用紙は何の色も塗られないまま、ただ、紙面からはみ出しそうな願いが浮かび上がります。
9月にチャレンジ、頑張ろう~
夜になって降り始めた雨は秋の香を漂わせています。
暗闇の中で秋がドアを叩き、私は耳をすませます。
コウロギが静かな夜を独り占めするかのように鳴き出しました。
どうぞ、秋さん中にお入りください。
会いたかった季節に心躍ります。
新しい月が訪れることに乾杯をし、去り行く8月にお別れです。
それではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







