物事が思うように事が運ばなくて焦りを感じております。
秋商戦が始ったといいながらも、世の中のムードは自然災害と物価高騰の話題が渦巻いていて、9月になったことへの受け止め方は「これからどうなるの・・・」みたいな感じが漂っていて、秋の風情を味わうところまで届いていない感じが致します。
見方を替えれば、秋商戦の準備を考える時間が充分あるということですが、それなのに、新しい風を見つけ出せないことに苦しんでおります。
今に始ったことではないので、粘り強く、この店らしい店作りの在り方を見つけ出したいと考えていて、焦らずに駒を進めて行くつもりでいます。
【グレゴリオ聖歌 染帯】

この画像は秋冬物として準備したお太鼓部分の帯の模様になります。
何に見えるでしょうか?
五線譜と4線譜が描かれていて、菱形模様や四角模様が数多く記されています。
【グレゴリオ聖歌 染帯】

これらは帯の模様として新しく染められて「グレゴリオ聖歌」の楽譜とのことです。
グレゴリオ聖歌とは古代ローマのラテン語典礼文を歌詞とする聖歌で、教皇グレゴリウス1世(590~604在位)が歌詞を統一し整備したことから、この時代の聖歌をグレゴリオ聖歌よ呼ぶようになりました。
この染帯の図案は、16世紀頃の楽譜から引用されたもので、現在の楽譜が発明される前に使われていた「ネイマ譜」とよばれる記号譜が4線譜から5線譜になった後のもので、羊の皮をなめしたものに装飾的にかかれていました。
楽譜に書かれている「ハレルヤ」とは神への感謝を表わす祈りの言葉。
【クリスマスの帯/お太鼓の模様】

その楽譜を「クリスマスの帯」として野口さんが発表した品を私が選んだ帯です。
実は10年近く前に、「グレゴリオ聖歌」の楽譜の帯を仕入れていまして、当時の模様とは若干異なりますが、県外のお客様にお嫁入りしていまして、数年後にもよく似た帯が発表されました。
その時は仕入れを見送ったのですが、再びアレンジした形でグレゴリオ聖歌が発表となったことからこの店の来てもらいました。
とても意味深い図案の帯で、クリスマスの帯として愛用していただけたらと思うところがありまして、何処よりも早く紹介させていただいた次第です。
【腹の模様】

腹の模様の画像で、言い忘れましたが越後小千谷紬に染めた帯です。
画像はライトは当たって少し赤味がかっていルカもしれませんが玉子色になります。
言葉にしたいと分らない模様の帯ですが、音楽好きな方にもお勧めさせていただきたいです。
お嫁入りする前に画像をアップできたらと思って、ここに紹介させていただきました。
参考にされてみてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,394記事







