池江璃花子さんが白血病であることをニュースで知ることになり、”何が起きるか分からないな~”と、思っていた矢先に、二日続けて仕入先や職先に予期せぬは不幸な出来事が起きましてね~
何が起きたかを明かすことはできませんが、和装業界に明るいニュースが乏しいことに不満を持っていて、弱いものは去っていくという厳しい現実を見せつけられた気が致します。
余りにも突然のことで動揺を隠しきれません。
みんな幸せになるために一生懸命に生きているのに、届いて知らせに、”どうしてこうなるの”と、割り切れない気持でいるところです。
だからもっともっと人の心を豊かにすることができる店を作りたいです。
その事が経営と繋がることが臨まれますが、家業店としては喜んでいただくことが最優先事項かと思っています。

猫展の看板
店頭には明日からの開催となる「猫展」の看板が立ちました。
和雑貨と着物や帯の中から「猫」をキーワードにした形や柄をご紹介させていただきたいと思っています。
特に着物や帯は猫柄を作っている先が年々少なくなっていまして、目を通していただけたらハッピーになれるのではないかな~
期日は2月末日までとなりますので、猫好きで着物愛好家の方は見逃がさないようにしてください。
その間17日(日)は、娘家族の引っ越しの手伝いをすることになっていて、お休みさせていただきます。
それ以外は休むことなく平常通りの営業となるので、気軽に寄ってみて下さい。
さて、話題は替わりますが、お客様から入卒時の着物の装い相談をいただきました。
タンスにある色無地をベースに袋帯2本と、お持ちになられている帯〆帯揚げを幾つかお持ちになられて、ベストなコーディネートアドバイスが欲しいとの相談です。
帯〆帯揚げの色を加えながらのトータルコーディネート。
お客様に確認していただきながら納得できる組み合わせを提案させていただくことができました。
店を信頼してくださって、本当に嬉しく思っています。
ありがとうございました。
みなさんも、着物を着る前の下準備が重要かと思います。
お若い年代層であれば、着物のことが分からないのは当然のことで、お手持ちの着物一式を呉服店さんに持ち込んでコーディネート相談されてみて下さい。
お越しにいただいたお客様は、「これで安心して着物が着れる・・・!」といってお帰りになられました。
お客様のお力になることができて本当に良かったです。
地元の呉服店さんは着物初心者に優しいと思うので、一度、電話で相談をしてみてはいかがでしょう。
入卒時の着物相談であれば、今頃から行動に移す時かと思います。
そして入卒時の着物相談をいただいたことでもあり、お母様の装いを品よくまとめる和装のアイテムに刺繍の半衿があるので、それを幾つか紹介させていただきます。

フォーマル用の刺繍半衿
春を彩る桜の刺繍が入った正絹半衿です。

フォーマル用の刺繍半衿
こちらは古典柄の源氏香に桜の花びら。

フォーマル用の刺繍半衿
刺繍の豪華な七宝と花菱紋。

フォーマル用の刺繍半衿
こちらになると四季に花が刺繍してありまして、豪華さが増す半衿かと思っています。
必ずしも刺繍半衿が必要となるものではありませんが、華やかさを求めるのであれば、このような刺繍半衿はハレの日にふさわしいでしょう。
参考にさせてみて下さい。
それでは、今日これにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







