着物でお食事会があったそうで、当店でご用意してくださいました紬の訪問着をお召しになって店に寄って下さいましてね~
その気姿にうっとり! 居合わせたお客様と釘付けになりましてね~
手間い味噌ですが、お見立てをさせていただいた着物がとてもお似合いで、しばらく3人でお茶しながら着物談議に花が咲く時間がありました。
ゆったりした時間に春の訪れを感じさせられました。
一方で、着物のお手入れをして欲しいと、着物や長襦袢を持ち込まれる方が増えています。
電話での着物のお手入れ相談もあったりして、着終わった後のお手入れを呼びかけ続けてきた効果が少しづつ表れ始めているのかもしれません。
さて今日はお気に入りので、小洒落た花見シーズンの装いを考えてみました。

桜柄の絞り染め帯
過去にも紹介させていただいていますが、カジュアルな雰囲気に仕上げるならばこの桜柄の絞り染めの帯がおススメ。
全通柄で装いの脇役的な存在かと思っています。
どんな色合いの着物でも合わせていただけますし、帯〆や帯留めでおしゃれ感を足すことができる帯です。

お花見コーディネート
こちらの絞り染の帯でコーディネートさせていただいたのが、黒地にクローバー柄の小紋です。
両サイドに草履とバッグも加えましたが、小粋なお姉さんって感じでしょう・・・
帯が穏やかな春を伝えていて、お花見と美術館巡りとか、気取らないお食事の会などに活かされたらステキかと思っています。
幸せがにじむ四つ葉のクローバーにも魅力があって、楽しんでいただかるのではないかな~

花見コーディネート
そしてこの装いをより一層綺麗に演出してくれているのが帯〆かと思っています。
しびれるくらいドンピシャリって感じでしょ・・・
優しさもあって着る人を輝かせてくれることでしょう。
画像にはゴールド系のかんざしも加えていますが、訪れた花見時期に着物で楽しめたら最高のおしゃれが味わえるのではないかな~
どうかそんな一日を作ってみてください。
ということで、今日を終わらせていただきます。
ではお休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







