梅雨が明けて今日から5日間の「涙市」が始まりました。
出だしを心配していましたが、いつもの展示会よりも来店客も多くて、ざわざわしていた一日だったように思います。
お隣の県から懐かしいお客様の来店もありまして、まずまずのスタートが切れた気が致します。
お客様のお相手をしていて感じることは、ご自身が手にしたいマイワールドの商品像をお持ちで、そのワールド内に入らない商品はいくらお安くてもお選びにならない傾向が強くなっています。
特に新規のお客様は難しくて、焦点が絞れないままに終わることが少なくなく的を捉えることに試行錯誤。
お客様と心が噛み合う時もあれば、専門家の意見に耳を傾けていただけないときもあり歯がゆさを覚えたりします。
着物や帯となれば、いくらお安くなっているとはいえ、万単位だけに慎重にならざるおえません。
思い通りにならないのが商いの道だと心に置いて、心を折らさずに涙市と向き合えたらと思っています。
こちらの画像は加賀友禅附下を反物から模様や裾ボカシを合わせたものです。
涙市に出品しているもので、模様の描き方や色の使い方に作品の魅力を感じています。
控えめな中高年向きの附下かと思っていますが、この画像よりの現品はもっと素敵。
模様は山茶花で、まとまりのある品のいい附下に心が惹かれております。
涙市です割引価格が10万円代ととてもリーズナブルな価格になっていまして、お勧めさせていただきたい一品です。
県外の人は、「どうしてそんなにお安いの?」との声が出ているかもしれませんね。
他にも筋のいい加賀友禅附下を揃えていますので、興味をお持ちでしたら覗いてみて下さい。
どうにかここまで記事を書くことができました。
今日もスーパーに買い物に行けませんでしたが、なんとか夕飯を用意することができるでしょう。
ではこれにて・・・
お休みなさい。