台風の影響かと思うが朝からパンパなく高くて夕方になってもあまり気温が下がっていない気がします。
ここにきてこの暑さは身に応えるものがあって、季節商品を取り扱う店にとっては辛いものがありますね~
この暑さもあと数日かと思いますが、空の天気は歓迎したくない話題を次から次へと日本に持ち込んでいて、次は台風15号が日本列島を直撃するかもしれなという予報。
大きな被害が出なければいいのですが・・・
9月の気候を考えるとどこまでが盛夏物で、どこからが単衣物なのかの判断がとても難しくなっていまして、今月中旬に船旅に行かれる方の着物の装いについて相談がありましたが、一方で結婚式に出席される方の和装の装いは真夏も真冬も関係なく袷の着物って感じが致します。
この週末に結婚式に出られる方が袷の訪問着をお召になられるそうですが、帯〆帯揚げを白にした方がいいか、それとも色柄の入ったものがいいかの相談。
着物のTPOがブライダル関係から壊れ始めていて、夏物や単衣物が昔ほど動かなくなってきているのも、着物を知らない人が増えていることと関係しているのかもしれません。
さて今日は単衣物の無地風小紋を楽しく着ていただける装いにしてみたのでご覧ください。
それがこちらのグランドピアノと鍵盤柄の帯にした品でコーディネートさせていただいた画像です。
着物はローケツ染の色無地としても着ていただける小紋になります。
それに音楽関係の帯を合わせたのですが、違和感もなくシックリまとまっていると思われませんか?
着物に模様が多くあったり色を多く使っている小紋だと、帯の柄が負けてしなうことがあるので、これくらいの無地風小紋がちょうどいい。
帯の柄が浮かび上がってとってもお洒落でしょう・・・
趣味の装いになりますが、音楽コンサートとか感じのいいお酒の飲める店でのお食事会などにピアノ柄の帯を締めていただけたら注目されるでしょうね~
「マ~・オシャレ!」そんな声が遠くから聞こえてくるかもしれませんね。
腹はこのような感じで鍵盤柄が出てきまして、そこに帯〆帯揚げを加えてコーディネートしてみました。
とても面白いでしょう・・・
鍵盤に指を添えたくなる装いで、帯〆は深みのあるワインカラーと銀ネズ系のツートンカラーのもので、遊びを足してみました。
秋単衣は9月中旬くらいから着ていただけるかと思いますが、是非、着物で遊ぶ時間を作ってみて下さい。
私の店はそのお手伝いをさせていただきたいと思っていて、気軽に相談をいただけたら嬉しく思います。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。