これだけ残暑が厳しいと秋に目が向かないのが心情ではないでしょうか。
店を覗いてくださるお客様は少なくて、店を守る私たちも集中力を失っていて動きの鈍い一日だったかもしれません。
少しも秋を感じることなく9月も1/3が過ぎようとしていて、これでいいのでしょうか?
待っていればお客様が来てくれたのは遠い昔のことで、今は何か行動を起こして初めて店の存在を気を留めていただける時代です。
そこから物事が始まるのだから、フットワークを軽くしてチャレンジ精神がないと生き残れなくなっているのではないでしょうか?
とは言っても、言葉で〇〇の商品で△△の販促物を使って、多くのお客様を集めたいと考えていても、
商品はどうするの?
お客様にお知らせする印刷物は誰が作りの?
その前に内容をどうまとめるの?
かかる経費を捻出することができるの?
などなど他にも準備しないといけないことが沢山あって、ひとつのことを形にすることがとっても難しいんですね~
そしてそれを手を替え品お替えて続けて行くことに気の遠くなるエネルギーがいるんですね~
言っておくが努力をしたからと言って良い結果が出るものではないことも覚悟しておかねばなりません。
そうならないためにも工夫を凝らす訳ですが、才能が乏しくてマンネリ化傾向にあるとしたら、新しい風を送り込まなくてはなりません。
頭の中で理解できていても形にして行くことが難しい。
9月に入ってから年末まで何をするかを大筋で決めましたが、そのやりたいことをどんな形にしたらいいかを悩むところがありまして、特に10月の神無月展は茨木県道水戸市から女性の型絵染作家に店まで来ていただいて型絵染展を開くもので、是非とも多くの人に型絵染を見ていただきたいと思っています。
その販促物を作り始めたところですが、興味を持っていただける伝え方を見つけ出すことに右往左往していましてね~
心に秘めている熱い思いを表に出して形にすることって至難の業と言えるのではないでしょうか?
魅力的な店にして行くためにも避けて通れない道です。
口説いていないで踏み出す勇気を持つことを自分に言い聞かせていた私でした。

あ・うん9月号 №233
冒頭の話ですが、店の存在を忘れないでいて欲しくて続けていることの一つに店の情報紙「あ・うん」があります。
A3の用紙に忘れかけている日本のしきたりや和装に関した情報や店の話題をまとめて、月一度発行しているもので、今回で233回目の発行となりました。
ひと月はあっという間に過ぎてしまうので、休みなく情報集めに心がけていますが、ここにも作り上げることに苦労させられるものがあり構成が終わるとホットさせられます。
振り返ってみたら毎日がゴールのないマラソンコースを走っている感じがして、笑ってゴールテープを切れるのはいつのことでしょう。
とにかく諦めないで店のファンを増やしていくためにも粘り強く頑張らなくてはなりませんね。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







