毎日同じことを繰り返す日々ですが、吹く風は秋を感じさせられるものがあります。
そうした中で話題に上がるのが増税対策で、注文を入れている商品の納期を今月にするか、増税後の10月にするかで、仕入れ先とのやり取りが気ぜわしくなり始めています。
そのことよりも、店の商品が税込価格表示になっていまして10月からの対応が急がれています。
こなさなくてはならない仕事が多くありますが、細かいことは考えないようにして、10月に開催する「神無月の会」の準備に集中するように心がけているところです。
閉店間際に来客がありまして投稿準備が遅くなりましたが、秋を感じさせるコーディネートを紹介してみましょう。

秋の香りが匂う紬コーディネート
それがこちらの格子柄の上田紬と黒地の紬八寸帯との組み合わせです。
この雰囲気を言葉にするのが難しいのですが、秋が来たことを感じさせられるおしゃれなコーディネートかと思っています。
甘い色合いの着物に黒地の帯を乗せることによって、静寂さが増して装いに深みが出るものです。
黒地というのは小粋さを表現する代表的な色で、着物を知る尽くした着こなしを映し出しているのではないでしょうか?
ある意味で個性的な着こなしと言えますが、なぜか惹かれるものがあってここに紹介させていただいた次第です。
袷の着物を着始めるのはこれからですが、黒を使った着こなし方を一度考えてみてください。
これまでと違った自分を見つけ出せるかもしれませんね。
され話題は替わり、10月の「神無月の会」に向けて、お客様にご案内をさせていただく販促物が出来上がってこなくてヤキモキしているところですが、それと一緒にお配りする10月号の情報紙が出来上がりました。

10月号の情報紙「あ・うん」№234
この3連休中に必死になって構成したものですが、今回で234回目の発行となりました。
たまたま居合わせた仕入れ先の担当者とこの情報誌について話をしていたのですが、19年と5か月前から続けていることに気づかされましてね~
ここまで続けられるとは思っていなかったもので自分でも驚いています。
不思議なもので、過ぎてしまったことを思い返すことはあまりなくて、「翌月の情報紙のネタをどうしょう」と考ながら来たことが、このような回数の発行に繋がっているのでしょう。
ただそれだけの事です。
大切なのは、お客様に役立つ情報であるかを自分に問いかけることに意味があると思っています。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







