12月も1/3が過ぎたというのに暖かくて良いお天気で秋の戻ったかのような過ごしやすい一日でした。
稼ぎ時と言われる年末商戦ですが、これだけ暖かい日が続くと 冬物衣料の動きが鈍いのではないかとかと想像されます。
私の店も防寒に関した商品に興味を示される方が全くいなくて頭を痛めています。
生活がしやすくて申し分ないのですが、季節商品を扱っているご商売屋さんは手放しで喜べないところがあって辛いところです。
今日は閉店後に用事がありまして、落ち着いて記事を書くことができないかもしれませんが、しばらく落ちき合い下さい。
10月の神無月の会にて型絵染作家・荒川眞理子氏の型絵染の作品を紹介させていただきましたが、新しく荒川氏が染められた型絵染の帯が入荷したもので紹介してみたいと思います。

染色作家・荒川眞理子氏の型絵染の帯
その先品がこの画像のものです。
墨色の地色にブルーと若草色の配色で、荒川氏の図案の中でよく使われている勝ち虫(トンボ)が入った全通柄の名古屋帯。
色合いの浅い紬の着物や江戸小紋などに、この型絵染帯を合わせていただくと綺麗な着こなしになることでしょう。

染色作家・荒川眞理子氏の型絵染の帯
画像は先染めに牛首紬とコーディネートしたもので、帯芯を入れて仕立てるとこの画像よりの帯幅が狭くなりますが、違和感なくおしゃれがな雰囲気が見て取れるかと思います。
穏やかで優しい雰囲気が引き出されていて とても素敵でしょう・・・
型絵染の帯はおしゃれ着に合わせる帯で、先日のクリスマスパーティーでも数人のお客様が結城や大島紬、江戸小紋の着物に型絵染の帯を合わせて出席されていましたがとても素敵でした。
そんな印象を持っていたもので、店に届いた荒川氏の型絵染の帯を紹介させていただきました。
話題は替わって、この年になると髪が薄くなっていて、写真などで自分の姿を見ると歳を重ねたことを感じますが、それでも髪が伸びるもので、これから美容院へ行ってこようと思っています。
そんな訳で、簡単な記事で終わらせていただくこととしました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







