新型コロナ感染の広がりは経営活動を妨げるものとなっていて、自粛ムードからなかなか企画が組めない状態でいましたが、このまま事が収まるのを待っていてはだめになるという危機感もあって、2ヵ月ぶりに企画を組んだのが「のれん展」。
お部屋の喚起を促すためのインテリア的な役割と癒しの空間作りに活かしていただければと考えて採り上げてみたものです。
今日がその初日で、のれんを見に来られる方が多いと言えるものではありませんでしたが、来客数が少ない訳でもなくて、ザワザワたした一日ではなかったかと思っております。
のれん展の開催をアピールできればと、店の出入り口に季節に合ったのれんを掛けてみました。
これが風情があってとっても気分がいいんですね~
幾つかか下げた中の一つですが画像は山法師の柄。
商売屋さんの店先にこのようなのれんが下がっていたら、店内もおしゃれな雰囲気ではないかと想像されるのではないでしょうか?
のれんの活用法として、ご自宅で使うだけのものではなくて、商売屋さんが店のイメージを高める為に使っていただいても良いのではないかと思っています。
それも春夏秋冬ののれんを上手の使いこなせたら素敵でしょうね~
のれん展は始まったばかりです。
のれんを活かして雰囲気を変えてみたいとお考えの方は一度立ち寄ってみて下さい。
さて、話題は替わりますが、着物関係の仕入れ先が今回のコロナ騒動で着物にまつわる情報がまったく途絶えていまして、耳に届くのかは、お得意様周りとなる出張を当分の間控えるとか、展示会が中止になったなどの消極的な話題ばかり。
そして近くの競合店となるショッピングセンターでのゆかた戦略を見ておきたくて覗いてみると、既製品のゆかたは立ち上がりから割引を強調していて、専門店街は目を向ければ、多くの婦人服の専門店が割引セール。
消費者が買い控えをしている中での刺激剤として割引セールを選択しているだと思いますが、買い物への魅力が割引セールだとしたら寂しくなります。
売り手側の目線から見ると、その背景にコロナ騒動が大きく影響しているように思えます。何もかもが番狂わせでその波に呑み込まれてしまった流通業界って感じがしてなりません。
どうしたら夢を語れるまでになるのでしょうか?
何をしたら未来が見えてくるのでしょうか?
悩ましい状況下にありますが、このような時だからこそ経営に信念みたいなものが求められるのではないでしょうか?
どうしたいのか。どうなりたいのか。これまでのやり方を振り返って、もう一度お客様に夢を植え付けるような店作りを考えてみたいと思っています。
その踏み出しの一歩として、「のれん展」がお客様の心を潤すもになればと考えている私です。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。