随分長い間「涙市」の準備をしてきたように思いますがいよいよ明日から本番です。
決算前のセールに「涙市」というタイトルを付けたのには訳がありまして、店の商品にはできるだけリーズナブルなお値段を付けるように心がけているのですが、決算前になると在庫を少なくすことが求まられるんですね~
そのために商品の割引という手段で、在庫という娘たちを嫁に出すことを考えた訳ですが、新しい商品も割引対象に入れたことから、とても心を痛めるんですね~
特に浴衣などの夏物は売り場に並ぶ期間が短く、多くに人に商品を見ていただくこともなく割引価格を付けることもあり、涙、涙なんですね~
加えて今年はコロナで浴衣や夏着物を着る機会を失ってしまって、季節商品が動かず溢れる涙。
今年はコロナが余分でしたがいろんなことが重なって多くの涙を流して開く会が「涙市」なんですね~
その準備を終えることができて、取りあえずホットしているところです。
コロナ禍の中で、グレードの高い商品が店に集まってまして、セールとは思えな着物売り場になっております。
こちらのコーディネートは米沢の真綿紬に紬八寸帯を合わせたものになります。
袷物の仕立てになる秋冬物で、普段から着物をお召しになられる人にお勧めさせていただきたいひと品です。
お値段ですが、涙市の期間中は、紬が税込価格 176,000の品が➡77000円となり、帯は154,000の品が➡66,000円となります。
とってもお得かと思っていますが、今回はこのようなプライスに止まらず、セールにあまり出てこないこだわりの商品が用意されています。
、
そのひとつがこちらのコーディネートですが、単衣用の白っぽい格子柄の「縮しおじ紬」にレモン色した「読谷山花織」の名古屋帯で組み合わせたおしゃれ着。
単衣時期ということもあり爽やかさを表現してみたのですが、とっても素敵でしょう・・・
都会派の雰囲気を作り出していますが、このようなこだわりのある商品がセールに並ぶなんてあまりないことだと思っています。
しおじ紬は税込価格が308,000円の品が➡246,000になり、読谷山花織が363,000円の品が➡231,000円となります。
問題のある商品でなく、逸品展に並ぶような商品が割引になるのだからお得だと思いませんか?
コロナが正常な経営の在り方を狂わせてしまっていて、このような値段になったものだとご理解ください。
それにしても素敵な組み合わせだと思いませんか?
紬でも値段の格差が随分あり、お値段のお高いものほど品質が良いとお考え下さい。
とにかく明日から「涙市」が始まります。
4連休と重なることもあり、時間を作って見に来ていただけたらとっても嬉しいです。
。
お待ちしていますよ!
ではこれにて・・・
お休みなさい。