訳あり商品の夏帯をコーディネート・そして8月の店作り構想がまとまりました

夏の装い/帯に問題あり 帯/おび

8月に入って二日目となりましたが、お客様が少なくて、8月の販促を考えながら店の情報紙「あ・うん」作りに無い頭を使う一日でした。

 

8月は一年を通して最も暇な月と言われていますがコロナ禍と重なって業界的には非常事態宣言が出されているような感じかもしれません。

 

こんな時だからのんびりしていてのいいのかもしれないが私の性分に合いません。

どちらかといえば、こんな時だからこそ知恵を使って働き方改革とでも言いましょうか、安定した経営法を考えておかねばならないと思っています。

 

涙市が終わってから来る日も来る日も次の一手をどうすればいいのだろう。

8月の店作りも含めコロナ禍の中で秋以降の戦略に思いを巡らせているところです。

 

取りあえず滑り込みで8月の販促を考え出すことができて、次は8月の店作りをホームページや情報紙に載せたり、SNSでも呟くようにして衆知させることが必要とされていて、情報という駒をどう動かすかが課題となっています。

 

そして明日京都へ向かいたいと思っています。

コロナ禍の中で京都に向うことへの迷いみたいなものがありましたが、お盆が明けてからモタモタしないでスタートが切れるように準備をしておきたくて、ネタ探しに廻りたいと思っています。

 

そして10月は店の恒例行事となっている「神無月展」が控えていまして、大筋で内容を決めているものの、もう少し内容の肉付けが必要かと思っていまして、その段取りにも時間を割きたいと考えてます。

 

これらのことは自分のモチベーションを高める意味でも必要なことで、現場に足を踏み入れて物事を考えるという私流のやり方です。

 

なので8月だからと言ってのんびりしていられないのです。

貧乏性が板に付いていると言えるのかも・・・

 

 

 

 

夏の装い/帯に問題あり

夏の装い/帯に問題あり

 

ここに二種類の夏物着物コーディネートが並んでいます。

左が雪華絞りの綿麻の着物に昼顔に柄の帯でコーディネート。もう一つは竺仙さんの松煙染め小紋に雪輪にホタル柄の帯でコーディネート。

 

実はこの二つは訳ありで、正規のお値段で販売ができなくなっているんですね~

その理由は、どちらの帯もお太鼓の部分が少し色ヤケをしていることに気づかされましてガッカリ!

 

見た目には良く分からないのですが訳あり商品として大幅プライスダウンしました。

 

正絹の昼顔の染帯は税別価格¥174,000の品を80%割り引いて¥34,800に、そして墨色の雪輪柄の麻帯は税別価格¥76,000の品を¥30,000とさせていただきました。

 

大損ですが、お金に替えて秋物を仕入れる資金に当てたいと思って割り切った次第です。

とってもお得なので、興味をお持ちでしたら連絡下さい。

ちなみに着物は難物ではないことをお伝えしておきます。

 

 

話題は替わりますが、妻とも親しくしていたご町内の知人が店にお越しになられていたのですが、妻亡き後のことをいろいろ話をしている中で子供たち3人がそれぞれに自立し、この店がつぶれないで今も頑張っていることにねぎらいの言葉をくださいましてね~

 

着物にあまりご縁のない方にとっては、遠巻きにシニア―とも言える男が店を切り盛りしていることが不思議に見えるみたいです。

自分でも同じことを思っていまして、辛いことや情けなることが沢山ありましたが、こうして商いを続けてこられたのは私に元気と勇気を与えて下さった皆さんのお陰かと思っています。

 

なのでなんとしてもコロナ禍のピンチを乗り越えるために今何が必要なのかを考えるようにしたいのです。

その答えが京都にあると思っています。

 

そんな訳で、明日は店を臨時休業とさせていただきます。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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