ちょっと一息とばかりに、心を落ち着かせて空を見上げると脳裏を過ぎるのは国民が苦しんでいるコロナ社会。
今日は大阪府のコロナ感染者は何人だったのだろう~
そして東京は・・・?
石川県は感染者を抑えることができたのだろうか?
ここのところ毎日こんな感じで感染者数の変化を気にしています。
何故なら仕事に影響するからです。
ネガティブなニュースばかり流れていたら、お洒落してお出かけしたいという気持ちが失われがちになりますし、この日常が明るくて元気がないと、素敵な商品を手にしたいという気持ちが湧いてこないのではないでしょうか?
なので着物業界の人達はとても困っています。
おそらく他の業種も私たちと同じような心境でいるのではないでしょうか?
そこで問われているのは「働き方改革」なんでしょうね~
発想の転換というか、これまでと違ったやり方で新規客を増やしていかなくてはならないのだが、結果を残すことができていません。
諦めてはいませんが、それがとっても悔しいです。
ともあれ、どのような状況に置かれても季節に合った提案ができる店でありたいと思っています。
そして和装についての知識を増やしていただけるよう、できるだけ専門的な話題をブログで発信できればと考えています。
そこで今日は草履の話題を取り上げてみることとしました。
お客様から草履のお悩み相談を聞かせていただくと、「履いていると足が痛くなってしょうがない!」と「自分の足に合った草履がない!」。
この二つが最も多いように思っています。
足が痛くなるというのは、草履台が小さいことや鼻緒が紐のように細いことが考えられます。そして、足に合った草履がないというのは、足のサイズが大きい25㎝とか25,5㎝の人から聞くことが多くあります。
このザイズになればLL寸となりますが、このサイズの草履を余り置いていないんですね~
だから不満が出るのでしょう・・・。
ここに大きさの違う礼装用の草履を並べてみました。
左から「M寸」・「L寸」・「LL寸」の順に並んでいまして、「M寸」の下に「S寸」もあり、目安となる足のザイズを明記しておきましょう。
草履のメーカーさんによって表示の仕方が変わる場合がありますが、これまでの経験から言わせていただくと、
S寸⇒21.5㎝~22.5㎝
M寸⇒22.5㎝~24.0㎝
L寸⇒24.0~24.5㎝
LL寸⇒24.5㎝~25.5㎝
重なるサイズは足幅や甲の高さから履きやすいサイズを選択されることをお勧めしていまして、このような表示のしかたとなりました。
画像からも大きさの違いが見て取れるかと思っていますが、近年は大きな足サイズの女性が多くいらっしゃるみたいで、LL寸の草履の注文を受けることが増えています。
一方で足のサイズの小さな人がS寸の草履をお履きになっていらっしゃる方は極めて少ない感じして、M寸をお履きになっているケースが多く見かけられます。
着物を着ない方にとっては、草履の大きさの中に「S寸」や「LL寸」があることを知らない人が多くいらっしゃるみたいです。
]規格外の草履は安価な素材では作られていないために、牛革で作らせていただいています。
少しお値段は張りますが、その代わりというのも可笑しな話ですが履きやすさは保証致します。
当店では革の色も何色がありまして、オーダーメイドで草履台をお作りすることもできますので、気軽にご相談いただけたら嬉しく思います。
記事をまとめることができませんでしたが参考にされてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。