大きな成果を上げることはできませんでしたが、七五三きもの特集を今日で終えることとなりました。
子どもの着物を様々な角度から紹介することができて、七五三を迎えようとしている方にはお役に立つことができたかと思っています。
商品を絞り込んで情報を出して行くということは、和装の振興にも繋がり、店の特徴も知っていただける機会ともなり、目に見えない成果を掴み取れたと考えています。
店を切り盛りするということは、来店されるお客様をただ待つということではなくて、何かアクションを起こすことが大切ではないかと思っています。
しかし何か行動を起こそうとすると、結果を気にしてしまってなかなか踏み出せないものです。
失敗が続けば心の中も貧乏になり、目の前に大きな壁を作ってしまいます。
このことが経営者にとって最も恐れることで、店を舵取りをする者にとってはコロナ禍での感染の恐怖よりも怖いことなのかもしれません。
長引くコロナ禍は、物を作り出す仕入先と、店とお客様との「三位一体」のスムーズな流れを狂わせていて、ここをどう変えていくかが大きな課題といえます。
コロナ禍はいろんことを語りかけていて、右往左往しながら秋商戦を迎えようとしています。

秋を伝える店作り
8月の店作りが終わり、次の一手を考えなくてはなりません。
季節は止まってくれないし、コロナ騒動も治まる気配がありません。
そこで考えたいことは心の持ち方かと思っています。
心が貧乏なままでいては豊かな発想は生まれてこないだろうし、お客様に豊かな生活をお届けすることもできないでしょう。
好きな音楽を聴いたりドラマや映画を観ることもいいかもしれません。
美しい自然に触れることも役立つかもしれないし、パラリンピックでのアスリートの活躍をテレビからパワーをいただくことがあってもいい。
とにかく心を豊かにすることだ。
そこから身の回りの世界を見れば新しい風が吹くに違いない、
そのようなことを呟きながら店の模様替えをする私でした。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







