着物好きな男性のお客様が会津に遊びに行った帰りに、高速道路のパーキングで会津木綿のカットした生地を目にし 気に入ったもので、買い求めて店に相談にいらっしゃったのが、10日程前のことでした。
テーブルセンー程の生地を広げ、会津もめんで自分の着物を作りたいので 是非紹介して欲しいと言うのです。
あまり業界の中で流通していないもので、製造メーカーに電話をして男物の生地見本を産地から送ってもらい、選んだ2点の会津もめんが今日届きました。
ちょうどその時、そのお客様が店にいらしていて、待ち望んでいた着物を見てとても感激していらっしゃいました。
とても珍しい注文でしたが、さっそく仕立てて欲しいとのことで、お役に立つことが出来て本当に良かったです。
この会津もめんは380年余りの歴史があり、昔はのら着として愛用され、全盛期には織本が14社近くあったのが、今では2社に激減してしまったそうです。
白虎隊士や野口英世も着用していたとのことですが、時代と共に変わり行く着物業界になってしまってことをメーカーさんと話をしていて感じました。
そして私達小売店も着物文化を伝える担い手として努力していくことが大切なようです。
寒くなると欲しくなるのが和装のコートです。
車社会とはいえ年末年始の着物での帯び出しはとても寒そうで、お洒落に気を配った着こなしが、北陸の気候の中で浮いて見えるように感じます。
洋服と同じで着物で外出するする際に、道中一枚羽織っていると防寒にもなり便利ですが、最近はコートの衿や形にこだわる方が増えているようで、
そこには着姿のお洒落を望んでいるようです。
ここえきてコートの相談が多いもので、いろんな角度からコートの形の資料を集めお客様に紹介し出来る準備を進めているところです。
明日は朝の7時前に起きてお花を生けに行く日で、慣れない朝起きが辛いです。
今からその準備をしておこうと思っていますが、果たして明日のお花はどうなることでしょう・・・・・・
所で、ブログのランキングが下がっているのが気になって 是非、読まれた方は最後のワンクリックを 宜しくお願い致します。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






