今日も雪透かしから店の一日が始まりました。
豪雪地域に比べたら2時間あまりの雪透かしを終えたことに安心感を覚えていますが、店の裏の駐車場は手つかずになってして、これ以上雪が降らないで欲しいと願う私です。
大晦日にも寒波が来るみたいで、お正月も雪透かしが必要かと思うと憂鬱になります。
空の天気は私たちに都合に合わせてはくれませんが、店頭には初売りの立て看板が掲げられました。
一つは初売りから店内に並ぶ「古布の木目込みひな人形」の看板で、今年も古いきもの生地を着せ付けした大小様々なお雛さんをしょうかいさせていただきたいと思っております。
もう一つは、「お母さまの入卒用のきもの相談」の看板です。
入卒時にきものを着られる方のよろず相談を目的とした趣旨の看板で、お手持ちのきものコーディネート相談でだったり、寸法直しなども賜りたいと考えていますが、店側としてはきものを新調したいと考えている方もいらっしゃるかと思い、ハレの日の装い提案もさせていただきます。
その一つとしてフォーマル用に草履を数多く揃えてみたので、今日はそのこだわりの草履を紹介させていただきましょう。
その商品の一部がすげ上げる前の草履台で、お好みの鼻緒と組み合わせてすげるオーダーメイド草履になります。
きもの初心者になると、きものや帯にこだわりを持っていても、草履となると、こだわりを持たない方が比較的多いのではないでしょうか?
たかが草履と思っていたら大きな間違いで、TPOに合った草履があることを心に止めておいてください。
例えば振袖用の草履と訪問着や色無地に合わせる草履とでは趣が異なります。
カジュアル系の紬や木綿の着物に合わせる草履と、フォーマル用のきものの合わせる草履にも違いがあります。
また、草履の大きさやかかとの高さもいろいろありまして、フォーマル系のきものにはかかとの高い草履がお似合いかと思いますし、足のサイズによって合わせる草履も異なります。
足のサイズが21㎝~22.5㎝の方であれば「S寸」の草履になりますし、24㎝~24.5㎝の方だと「L寸」の草履台になります。
25㎝ともなれば「2L」になりますが、足のサイズに合った草履でないと痛みを生じたりするのでご注意ください。
店ではお客様のご要望を事細かく聞かせていただいて、きものにも足のサイズにも合った草履を提案させていただいていますが、その履き心地には自信を持ってお勧めさせていただいています。
冒頭に紹介させていただいた草履台の中から、天と横巻き(側面)を替えたお洒落なタイプの草履を幾つか紹介してみましょう。
ここからは画像でお楽しみください。
合わせた鼻緒はどれも足の甲に優しく触れる鼻緒の巾の広い絹ベースのもので、格調高い刺繍柄を加えた鼻緒で組み合わせています。
刺繍鼻緒は他にも種類を用意していて、お好みの物鼻緒で組み合わせていただけるものになっています。
それも素敵な草履でしょう・・・
かかとの高さは手前が5㎝で奥が7㎝となっています。
他にも言葉を加えたいセールスポイントが幾つもありますが、取りあえず今日は草履の触りの部分だけを記事にさせていただきました。
4日からの初売りでは、すげ上げた草履も含めて草履の魅力に迫ってみたいと考えています。
来春にお子さんが入学式を迎えられる方で、きもので式典を迎えたいとお考えていてもご自身で判断が出来ないことが数多くあるかと思います。
私の店ではよろず相談を承りたいと考えているので、分からないことがあればいつでもご相談ください。
今日は草履の話題を取り上げましたが、寸法直しや半衿の取り付けなどの相談も受けているので頼りにしてください。
ということで今日に記事と致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。