毎日新しい商品が入荷していますが、それらの商品は半年の一度の卯月の会で発表するためのものです。
仕入れ先を訪れて、心が動いた商品との出会いがあれば、その時点で商品を確保しておかないと、その後に注文を入れても手にできないという状況下にあります。
仕入れ先は長引くコロナ禍で作れる商品も少なくなっていますし、商品を在庫にするという考え方から注文生産で対応する体制へと変わり始めていて、商品を貸してもらって店作りをするという甘い考え方が通用しない時代になっています。
仕入れ係としては、店作りの在り方を考え、その考え方に沿う商品を仕入れ、繋がりの持てるコーディネートが考えられる商品の肉付けをしつつ、鮮度の高い店を作っていくことを目指しています。
しかしそこには支払いというものが付いて回るわけで、そのさじ加減がとっても難しいんですね~
商売をする者に付いて回る宿命かと思っていますが、今日は山ぶどうのバッグが入荷したので紹介させていただきます。
その一つが極細網代編みに六角花編みを組み合わせたバッグになります。
山ぶどうの蔓を極細にして編んでいるので、バックの硬さが取れて、柔らかく感じていただけるところが特徴かと思っています。
底の方に六角花編みで優しさを引き出しているところも魅力かと考えています。
こちらになるとオーソドックスな形の山ぶどうバッグではありますが、こちらも極細編みで作られていまして手触りが柔らかいのが特徴です。
京都でこの大きさの山ぶどうバックを手にされた着物姿の女性を目にしました。
長羽織姿にとてもお似合いでとても素敵でしたね~
バッグからペットボトルの頭が見えましたが、高さが26㎝近くあると、ボトルを立てた状態で収納できるから使い勝手がいいのかもしれないと感じました。
洋装でも持てるバッグなのでお勧めさせていただきたいです。
届いて荷物の中に、価格改正のお知らせ文が添えてありまして、令和4年5月1日より現行の仕入れ価格より10%高くなるとのことです。
何でもかんでも値上がりラッシュで仕入れ係としては頭の痛い問題です。
たくさん仕入れることができればいいのですが、取りあえず4月22日からの「きもの遊び」の動きを見てから判断したいと思っています。
店からの提案として、木綿のきものや牛首紬など、カジュアルな装いに山ぶどうバッグがとてもお似合いかと考えていまして、画像は丹後木綿に合わせてコーディネートしたものです、
素敵でしょう・・・
新作の丹後木綿も入荷していまして、きもの遊びに山ぶどうバッグがあると一段と面白さが増すに違いないと、こちらの2点を加えさせていただきました。
ちなにもこちらの丹後木綿のきもの地には薄い紫の縞が入っていまして、男物としても対応できるきもの幅があります。
暑くなって薄地のきものでコーディネートさせていただきましたが、他にも丹後木綿の種類を揃えてみたので22日からのきもの遊びを楽しみにしてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。