ここしばらく夏日の汗ばむ陽気だったのに、一転して今日は本降りの雨となり肌寒さを感じる日となりました。
どんよりとした空の下で明るいニュースが乏しく、気持ちも沈みがちになりますが、目の前に店内催事が控えていることもあり、今日から展示会に向けての売場作りに入ることに・・・
お客様に楽しんでいただける売場を作るためにも頑張らなくてはなりませんが、長引くコロナ禍にロシアの軍事侵攻などもあり、安心と平和が失われつつあり、そのことを受けて日本経済が敏感の反応していることに気づかされています。
いち国民として世界の動きを見守るしかできませんが、せめて私の仕事を通して出会いをいただいたお客様に豊かな生活を送れる提案を続けていくことが大切かと考えています。
桜の開花と共に私たちの心を和ませてくれていた花見時も終ろうとしていて、店では端午の節句の飾り物の提案をさせていただいています。
端午の節句は子供の日の5月5日のことで、端は「始め」という意味で、月の初めの午(うま)の日を「端午」と言います。
古代中国では5月は物忌み(ものいみ)の月で、午は五に通じることから、重日思想(じゅうじつしそう)の影響のあり、5月5日が端午の日とされ、邪気を払う行事が行われるようになりました。
男の子がいる家では、鯉のぼりを立てたり、武者人形を飾ったり、菖蒲湯に入ったりします。
もともと日本では、この日を女の子のお祭りとしていましたが、平安時代ごろから男の子のお祭りに変わり、のちの三月三日の女の子の節句と対応させて祝われるようになりました。
鎌倉時代になると、「菖蒲」を「尚武=武を尚ぶ」とかけて、武具を飾って尚武の節句として祝うようになり、江戸時代以降、男の子の誕生を祝うようになったどうです。
鯉のぼりは鯉が黄河の滝をのぼるという中国の故事にちなみ、男子の立身出世を願って縁起のよい鯉を飾るようになりました。
水揚げされた鯉はしばらく跳ねるが、動かなくなったあとも生きており、まな板の上に乗せられてもジタバタしないから、強い魚のとして昔から尊ばれていました。
近年は住宅事情もあり、鯉のぼりを空高く立てる先が少なくなりましたが、室内でも飾れる鯉のぼりが端午の節句の飾り物として登場してしています。
この絢飾(けんしょく)鯉のぼりもその一つで、場所を取らないことから評判がいいと聞いています。
高さは約82㎝の大きさのです。
コンパクトサイズなので、男の子のいらっしゃる先に飾っていただけたら逞しい子に育つのではないでしょうか。
そしてこちらは勇ましい男の子を表現した「かぶと引き」という古布の使った木目込み人形になります。
武者人形とはひと味違った人形になりますが、面白みがあって玄関先などに飾ったいただけたら楽しめるのではないでしょうか。
これらの商品に関わらず、端午の節句の由来から学びがあればと思い記事にさせていただきました。
参考にしていただけたら幸いに思います。
ではこれにて・・・
お休みなさい。