絞りで染めた兎柄の小紋をコーディネートしてみました。
帯は全通(端から端まで連続に模様が続いた帯)の紬の八寸帯を合わせてみました。
さて、今日ご紹介したいのは「チラリズムのおしゃれな長襦袢」です。
その長襦袢を部分的に分けて写真をアップしてみました。
カメラとパソコンの不具合で写真が判りにくいかもしれませんがお付き合いください。
この写真が袖の所になります。
縦にグレー地のボカシになっていますが、濃い色の部分が着物を着ると見える箇所になります。
この箇所は腕首からチラリと見える部分で、兎と桜を刺しゅうで模様にしています。
模様の間ぐらいが腕の上になり下がった左右に兎と桜の模様がきます。
この刺しゅう模様は右袖、左袖が同じになります。
そして、袖の振りが左右模様が違うんですね~
袖の振りとは、着物を着たときの袖の後ろ側になります。
ご自身で振りから見える長襦袢の色や模様を見ることは難しいですが、他の人が横から、もしくは後ろから見ると目に入る部分です。
片側は紅葉の模様で、もう片方が桜の花びらが出るようになっています。
説明が重なりますが、もう一度おさらいです。
ここまでがお仕立てをすると両袖になります。
前と後ろにグレーの濃い色が出るようになり、見えない部分は薄いグレー・・・・・。
そしてチラリと見える箇所に刺しゅうで模様をあしらっているんですね~
とてもおしゃれな長襦袢でしょ・・・・・・
そして、この長襦袢の面白いところがもう一つあります。
それは胴のところがグレーの濃淡の格子ボカシになっているんですね~
袖は縞で胴は格子というチョッと変わった長襦袢を、黒字の兎柄の絞り小紋の合わせてみました。
同じようなもとを何度も書き、読み辛かったかもしれませんが、これが私の「チラリズム」の長襦袢のおしゃれです。
着物に合わせて長襦袢もおしゃれに気を配って欲しいものですね~
どうにか今日、風呂敷の売り場が完成しました。
今週の週末ぐらいからロングランで「心を包む風呂敷き展」を開催する予定です。
風呂敷のいろんな包み方のリーフレットも用意していますので、お近くの方は是非立ち寄ってみてくださいね・・・・・。
そして、明日からは着物のコーナーと和装小物の模様替えです。
ワクワク・ドキドキを来客された方にお伝えできるよう知恵を絞らないと・・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







