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亡き妻にと、お茶を習っていたお友達がお花を届けて下さいました。
なんと有難いことでしょう・・・
綺麗なお花に感激です。
時間が過ぎてもこうして思い出してくださることに感謝しております。
日々、店の情報をネットで発信していると、日常では出会うことのない方からのご相談を受けることがあります。
着物TPOに関することや、コーディネート、商品の問い合わせなどさまだまですが、自分の仕事がいくらかでもお役に立てていることを感じております。
今日はそのような相談事の中から、関西の方からの注文品が仕上がったもので紹介してみようと思います。
そのお客様は偶然にも店のブログをご覧になり、自宅に合う大きさののれんを探しているとの問い合わせのメールを頂戴したことが事の始まりです。
お客様が求められるサイズは既製品にない大きさなもので、図案を描いて別染をすることに・・・
その時の図案がこの写真です。
麻素材に手描きするオーダーメイドのれんで、サイズは60㎝幅で長さが110㎝のものです。
お客様にこの図案を見て頂き、染め上がり価格を伝えると是非とも作って欲しいとのことでした。
そして、世界に一つしかない手描きのオーダーメイドのれんが仕上がりました。
ご依頼を受けたお客様にこの写真を送ると、大変喜んで下さいましてね~
嬉しく感じています。
これも作り手と直接お取り引きをさせていただいているから成せる技です。
仕入れ先に感謝しないといけませんんね。
話は変わりますが、七五三が近ずくにつれ若いお母さんから子供の着物の縫い上げの相談をお受け致します。
お急ぎでなければ縫い上げを受け賜わっていますが、2~3歳児のお子様は採寸することを嫌がりましてね~
泣くは暴れるはで、それはそれは大変です。
小さいお子さんの3人に2人がこのような感じで、お母さんはなだめたり怒ったり。
今日もそのような方がいて、30分近く粘りましたが採寸が出来ませんでした。
仕方がないので採寸の仕方をお母さんに教え、縫い上げだけを後日 受けることにしましたが、この縫い上げを他の店では受けてくれないみたいなんですね~
確かに面倒な仕事ですが、店でのお買い物がなくても相談を受ければ、なんとかしてあげたいと思うのが人情です。
ましてや着物を取り扱う店でしたら、それくらいのサービスが出来ないようでは、着物振興の芽を自からつぶしているようなものです。
そのような方からの縫い上げの相談が店にあったもので記事にしてみました。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







