暑い暑いと言ってる間に9月が半分を過ぎてしまっていて、“よろしくない状況”に少し慌てています。
そして今日は日本社会の3連休の最終日となる「敬老の日」。
この3日間で最もお客様が少ないことや厳しい残暑もありまして、集中力を失っています、
モチベーションを高めて仕事と向き合いたいと思っていても、来客数が伸びなかったり、お客様からの声が届かない日が続くと迷子になることもあるので注意したいと思ってます。
この暑さの中でも七五三関係の相談が急増してまして、今日も県外から2件の問い合わせがありましたが、七五三関係の商品もコロナ禍以降、物作りが出来なくなっている先が少なくなくて、市場にクオリティの高い商品少なくなっています。
そのこともあって県外からの問い合わせが増えているのかもしれません。
特に私が驚いていることは、結び帯とハコセコが一式が赤いボックスに収納された「寿セット」を作るマーカーが生産を止めたことを耳にしました。
他にも、子供袋帯を織っている西陣の帯屋さんが、子供袋帯の生産から撤退したことを聞いていまして、お子さんの着物に合わせる帯が市場から消えようとしていることに、近い将来、子供着物に合わせる帯がないために、七五三の着物を販売することが出来なくなることが起きるかもしれません。
浴衣商戦でも子供浴衣を量販店が取り上げていなかったことを振り返ると、子供関係の和装品はどこのメーカーさんも弱腰で、数年後には子供用の帯に限らず、子供物の和装品が市場から消えていることが考えられます。
そうはならないと思っていますが、子供物に限らず着物に関するこだわりのある商品の生産量が年々少なくなっていて、腕のいい職人さんが業界から離れていくのではないかと心配しています。
【小紋を品良く纏めてみました】
今日は一般的な小紋をヒワ色系の塩瀬帯で纏めてみました。
単衣にも袷にも出来る小紋で、無地感の着物をベースに帯を組み合わせるというスタイルのコーディネートではありませんが、品良く纏めることが出来たのではないかと思います。
こちらの着物にはどことなく異国情緒が溢れる雰囲気を持っていて、そこに象さんのいる更紗柄の帯で組み合わせているので、エレガンスな女性の着こなしになって見えます。
適当な言葉が見つかりませんが、季節感もなくてとても魅力的な装いと言えるでしょう。
分かりやすい解説とは言えませんが、こちらのコーディネートの香りをくみ取っていただけたら幸に思います。
中味の薄い記事となりましたが、今日はこれで終りと致します。
ではこれにて・・・
お休みなさい。