今年は残暑が厳しくて今日が十五夜であることを忘れていました。
日本の風情というものに触れることもなく、仕事のことばかり考えていて、これでいいのかと思ってしまいます。
毎日問題なく食事が摂れて健康な体でいられて、仕事に大きな問題を抱えている訳でもなく、寝泊まりが出来る家もあり、子供たちはそれぞれに幸せ家族を手にして子育てに紛争しているようだし、考えてみたら平凡な生活の繰り返しだけど幸せのど真ん中にいると言えるのでしょう。
なにも不満が出てしまうってどういうこと!
いろんなのもを手にした人を見て、その違いを比較してしまいがちですが、これが“幸せボケ”した人間の証と言えるのでしょう。
今日という一日が、大きな問題を引き起こすことばくオンリーワンの道を歩むことが出来たことに感謝しないといけません。
そんなことを言い聞かせて、夜空の月を見上げる時間がありました。
うろこ雲のような雲から輝く月を確認することができましたが、今日は多くの人から見られていることでしょう。
幸せな月ですね~
話題を現実に戻しましょう。
この時期お客様からの相談が多いのは、着物や長襦袢などの丸洗いや、七五三関係の和装小物の問い合わせにお子さんの着物の縫い上げになるかと思います。
大きな商いとは言えませんが、年々呉服店が少なくなっていることから相談は入ってくるのでしょう。
【七五三のこだわりのある和装小物たち】
七五三関係の商品で相談が多いのは、刺繍の半衿と子供草履になります。
私の想像ですが、こだわりにある商品を揃えている先が少なくなっているのではないかと思われます。
こちらのつまみ細工の髪飾りですが、お客様の肝心度の高い商品の一つになっています。
お子さんの刺繍半衿の中でもクオリティの高い商品で、正絹でこまでの刺繍が入ったものは市場に少ないのかもしれません。
子供草履ですが、一般的には子供物でも草履とバッグがセットになったものが多く、単品となる子供草履は少ないかもしれません。
こちらはコハゼ付きの子供足袋で、これまではどのサイズでも対応ができましたが、刺繍を入れてくださる職人さんが廃業されたために、この二サイズしか対応することが出来ません。
店の取ってはこだわりの足袋だけに、ここにアッさせていただきました。
店にはこのような商品の品揃えがあることを知っていただきたくて、ここに紹介させていただきました。
しかしどれも量産品ではないので、お嫁入りが決れば同じ物がないと思ってください。
七五三を迎えられる方に参考となる情報となればいいのですが・・・
中途半端な記事となりましたが、これで終らせていただきます。
では、お休みなさい。