今日も秋晴れとなり風が少しあったようですが、この三連休は各地でいろんな行事が予定されていたようでお客様の少ない一日でした。
店は商店街やショッピングモールに店があるわけではないので、お客様を呼び寄せることが難しくなっていまして、その中での店作りは辛いところがあります。
今日は七五三参りのお子さんの着物の着付であったり、長襦袢のお直し相談をいただくことがありましたが、始めて店に来店されたようで、店内の様子を見て昔の呉服店のイメージとは違っていることに驚かれていましたが、地域での認知度の低さを少しでも替えることができればと思うことが少なくありません。
一つ一つSNSなどで店の情報を発信していくしかないと思っていますが、お客様の口コミも重要かと考えているので、初めての出逢いを大切にして、この店作りの路線を根気よく続けて行くしかありません。
もっと陽の当たる業種になって欲しいと願いますが、そうなるには私たちの仕事の在り方にかかっていて、地域に魅力ある話題を出して行くことが求められるのでしょう。
具体的にどうしたらいいのか分かりませんが、着物が分からない世代が増えているだけに、着物の洗濯やシミ落とし、寸法直しに半衿の取付けなど、少しでも着物着ようとしている人たちの便利屋さん的な仕事を積極的に請け負ってお役に立つかと思っています。
一方でおしゃれにこだわる店でないと店の魅力は失われるわけで、現実を受け止めながらも“日本のきもの専門店”を夢見る店でありたいです。
今日の着物コーディネートは過去にアップしているかもしれないが、謝った情報を出していることに気づかされて再びここに解説を加えたいと思います。
昨日今日の天気は青空を鳥になって飛びたいと想いに駆られていまして、丹後木綿の着物にハトの模様でコーディネートしていたものがあったので、それを取り上げてみました。
【黄色の丹後木綿をハトの帯でコーディネート】

黄色の丹後木綿できもの遊び
そのコーディネートがこちらになります。
秋晴れの日にこのような着物で街歩きができたら素敵だと思いませんか。
黄色に細縞が入った丹後木綿に青空を悠々自適に飛んでいるかのように見えるハトの帯で組み合わせたものです。
この丹後木綿は綿100%のきもので、単衣仕立てにしてこの時期のお召いただけたら存分のきもの遊びが楽しめるかと思っています。
店の在庫品は税込み44,000円としていますが、この商品が値上がりしていまして、新しく仕入れると税込み価格は6万円近くなるものです。
正直驚いていますが、着物初心者にとっては浴衣を着るような感じで着物を楽しめるのでお勧めです。
【オリーブを咥えたハトの帯には深い意味が秘められている】

オリーブを咥えたハトは平和の象徴として知られ世界平和を守る国際連合の標章にも描かれている
合わせた「ハトがオリーブ」を咥えて飛んでいる模様の帯が、旧約聖書にある『ノアの方舟」の感銘を受けて作られた帯で、神様が人間の堕落に怒り世界を滅ぼそうとして、大洪水を起したとき、正しい人ノアが神の命じられて『方舟』を製作し家族や各動物種ひとつがいと共に乗って難を避け後に水が引き始めたため、状況を確かめようとハトを放ったところオリーブの枝をくわえて戻って来ます。
これを見たノアは陸地が近くにあること知った・・・。
この話の基づいて制作されたのがこちらの帯だったんですね~
また、オリーブを咥えたハトは平和の象徴として知られ世界平和を守る国際連合の標章にも描かれているものです。
これまで私はこちらのハトの帯を「ハーブを咥えてハト」として解説をしていまして、ここの正しい解説を加えさせていただいたものです。
【刺繍と染で作られたハトの帯】

刺繍と染でオリーブと咥えたハトを描いた帯
その帯を小千谷紬の帯地にオリーブとハトを輪郭を刺繍で描いていて、その中から見える青空と雲を手描きで染めたものです。
単なるハトの帯でなく、平和のシンボルとなる帯なんですね~
こちらのお嫁入りが遅いもので、正しい解説を加えさせていただきました。
【腹を帯〆と帯揚げでコーディネート】

腹を帯〆と帯揚げを入れてコーディネート
最後の帯〆と帯揚げを加えてコーディネートさせていただきまましたが、店の商品はどれも娘のように思っていて、誤りを正したくて記事にした次第です。
今月開く「染帯展」ではお嫁入りの遅い商品も出品させていただきますが、着物や帯、帯締め帯揚げ、草履や足袋など、いろんなアイテムとの組み合わせから装いの魅力をお伝えできればと考えているので期待していてください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,153記事







