とても暑さを感じた一日でしたが、25日からの神無月の会を前にして、「巳年」の干支商品を売場に出し和雑貨コーナーを模様替え・・・。
大げさに言わせていただければ、商品の大移動が始まり、明日はきものコーナーを広げるつもりでいますが、店内の品揃えが大きく替わろうとしています。
このようにして展示会に向けての模様替えが始りましたが、今日は暑さもありまして少し疲れました。
今日はリーズナブル価格の宝尽くし文様の西陣織の帯がありまして、定番の着こなしともいえる装いを江戸小紋で作って見ました。
【西陣織の宝尽くしの帯で着物コーディネート】
手抜きのコーディネートとなりましたが、秋冬の装いともいえるエンジ系の江戸小紋に黒地が袋帯で白地が九寸名古屋帯になります。
呉服店らしい見立てかと思ってますが、母もこのような色合の着物を好んで着ていたことを覚えて降ります。
【黒地の宝尽くし文様の袋帯】
黒地の宝尽くし袋帯の画像を大きくしてみました。
無地感の江戸小紋との色合も合っていて、黒地というのが装いに重みを出していて、加えて宝尽くしという模様が格の高い着こなしを創り出しているのではないでしょうか?
袋帯なので訪問着や付下げにも合せられる帯なので、日本文化に関わる習い事をしていらっしゃる方にはとても重宝する帯ではないかと思います。
【白地の宝尽くし文様の名古屋帯】
そしてこちらは同じ宝尽くし模様でも白っぽい九寸名古屋帯になります。
白っぽい帯なので、着物に帯を合わせると濃度の濃い着物から色を抜く役割を果たしてくれるために、見た目の装いが軽くなり着姿が上品になるものです。
それも古典柄となればお茶席にピッタリの装いともなり、安心を買える着こなしとなることでしょう。
それが宝尽くしの模様となるものですが、お買い得な値段だったもので紹介させていただいた次第です。
ここからが本題になります。
この江戸小紋に西陣織の帯を合わせるのが一般的かと思えますが、染帯でコーディネートした場合、装いが柔らかくなり着姿に「味」が出るんですね~
同じようなスタイルで染帯を合わせてみたのでご覧下さい。
【江戸小紋を染帯でコーディネート】
その画像がこちらになります。
合せたのは白っぽいお太鼓柄の葵の染帯になりますが、先に合せた西陣織の帯とはカラリと雰囲気が変ったでしょう。
【葵柄の染帯】
華やかさを抑えていますが、それが品の良さを引き出していて、無理のない着こなしになっていると思いませんか?
葵の模様でもあるのいで、街着の着こなしにもなりますが、お茶会の席にも対応していただくことのできる染帯かと考えています。
染帯の魅力を上手く言葉にすることができませんが、今回の神無月の会では、その染帯の魅力を存分にご覧に入れられるかとできるかと思っています。
25日(金)から28日(月)までの期間を【染帯展】としていまして、お時間が許すようであれば、是非足を運んでみてください、
上手く記事を纏めることが出来ませんでしたが、今日はこれで終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。