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今日は春のお茶席という位置付けで、附下げをコーディネートしてみました。
色は、明るいグレーにブルーの色が混ざった、春らしい清楚な色合いです。
お茶席の着物にこだわらなくとも、式典やパーティなどにもお召しになれる附下げなんですが、季節を問わない模様と控えめな色柄に、茶席に着ると素敵だろうな~
そんなことを、この着物から感じたからです。
上前の柄をアップしてみました。
花柄を図案化していて、シンプルな模様が魅力的。
一部の模様には、線をなぞるようにして、刺しゅうを入れてます。
刺しゅうが目立たないのも、この附下げの特徴で、侘び寂びの味が伝わってきます。
帯と小物を合わせてみました。
着物の優しさを壊さない、柔らかな色、銀と若草色の袋帯を選んでみました。
私はこのアッサリ感が好きですね~
そして、帯締め帯揚げに、着物と帯を引き締める色、紫を使ってみました。
柔らかな春の香りが表現できたのではないでしょうか・・・。
ここでの提案は春の袷の着物ですが、生地がしっかりしているので、裏地が付かない単衣用の着物としてお召しになっても素敵でしょうね~
なんとか4月の「卯月展」の案内状の構成が出来上がりました。
とは言っても片面だけで、もう片面はこれからです。
開催する日を見るとお判りでしょうが、時間に余裕がありません。
本当に呑気な男です。
毎回こんな感じで、正直なところ焦っています。
卯月展は4月16日金曜日~19日月曜日までの4日間です。
このブログを見ていただいている方で、時間が取れるようであれば、是非一度、覗いてみてください。
皆さんの予定が入る前に告知をさせて頂きます。
この投稿を終えたら、再び構成を考えることにするか・・・
頑張らないと。