【店主の呟き】
久し振りに冬晴れとなった一日でした。
足元がいいと立ち寄りやすいのか、いつもよりお客様が多い感じがしました。
とは云っても「冬期」は冷たい北風に雪や霰が降る北国ならではの寒さに、降り積もった雪で道路事情が良くなくて来客数が伸びないことに頭を痛めています。
毎朝全国の天気予報を見ていて太平洋側の冬晴れを羨む私ですが、店にとっては大きな問題となっていて、インターネットを上手く活かした店作りに知恵を絞ってみたいと思っています。
どのようなやり方がこの店に合っているのかの見極めが私にはできませんが、目指すは、きもの愛好家が手にしてみたいと思っていただける商品をセレクトして、それをどのようにしてプレゼンができるかにかかっていると考えています。
甘いと言われそうだが、この高いハードルを越えていかないと生き残れない時代になっていて、その糸口を探し出すことを目的に、いろんなことを実践しながらこの店に合ったやり方を見つけ出せたらと思ってます。
ここからが話題を替えて、大人のきもの遊びを紹介させていただきます。
【クリスマスを楽しむ着物コーディネート】

その着物コーディネートがこちらになりますが、縞柄の小紋に合わせた帯がバイオリンの柄というのが魅力的だと思いませんか?
そのコーディネートに防寒草履と蓄音機に♪柄の加賀染め足袋を加えてクリスマスを楽しむ装いとしてみました。
この装いでクリスマスを迎える貴女がいたとしたら素敵だと思いませんか?
【バイオリン柄の染帯】

このバイオリン柄の染帯で「クリスマスコンサート」、それとも「クリスマスディナー」。
このような楽器柄の帯を一本持っているだけで、様々なシーンで着物の着こなしを楽しむことができるので、お勧めさせていただきたいです。
クリスマスが目の前に迫っているもので、クリスマスコーディネートとさせていただきましたが、こちらをイブの日に着こなさせたら素敵でしょうね~
【クリスマスコーディネートにトナカイの帯留めを加える】

その日一日だけのお洒落な装いとして「トナカイの帯留め」を装いの中に加えて見ました。
その画像がこちらです。
腹の模様にもバイオリンが描かれていて、その横にトナカイがいますが、黒に金糸を入れ込んだ三分紐と黒っぽい升目柄の帯揚げがスパイシーな味を出していて、まさに大人の「きもの遊び」となる着こなしではないかな~
参考にしていただけたら幸いに思います。
ところで明日は店の奥でワークショップをさせていただく日で、来年の干支になる「巳」をちりめん細工で作る押絵にチャレンジしていただきます。
ちりめん細工の先生が店に来て、午前と午後に分けて2回、参加された方のご指導に当たってくださいます。
11名の参加をいただいてまして、明日の店内は賑やかになることでしょう。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







