紋紗に芭蕉布が浮かぶ黒地の長羽織/「ゆかた集い」に三味線を弾いてくださるお客様

紋紗の芭蕉布文様の長羽織地 着物の着こなし/コーディネート

ここしばらく夏の陽気とも云えるような日が続いた6月が終りました。

その6月をゆかた専門店としての店作りをしていましたが、思うような結果を残すことができなくて悔しさが残る月でした。

業界人として他店の動きが気になりますが、積極的にゆかたを取り上げている先が少ないのか、まったく情報が入ってきません。

ゆかた市場に陰りが出てきたのかもしれないが、市場を開拓しようとする先が少ないことに寂しさを覚えています。

一方でネットの方からの注文が増えていることを考えると、ゆかた難民が増えていることを物語っているのかも・・・。

駆け込み需要を見込んで、この先もゆかた専門店としての役割を果たして行きたいと思っていますが、きもの業界がもっともっと元気をださないとビジネスチャンスが逃げていってしまいます。

私の店ではゆかた需要を盛り上げることが出来ればと、8月3日の夕刻からゆかた(夏きもの)集いを近隣のホテルにある和食レストランを貸し切って開きます。

この時期に毎年開いているものですが、今年が吉本興業より落語家の月亭方気さんをお招きをして落語を愉しんでいただくことを考えています。

店としては初めての試みで、その際に出囃子があった方が持ち上がるのではないかと考え、お客様に三味線を弾いていただくこととしまし。

【お客様による出囃子】

そのお客様が店に来ていまして、その役を受けていただくことに・・・

三味線を持ってきてきてくれたので、出囃子の曲となるものを弾いていただくと、落語が始るって感じがしてとても良かったんですね~

お客様には後半に何曲が民謡を演奏していただくつもりでいて、楽しい集いになるのではないかと思っています。

数日前より参加者の募集を始めたので、お時間が許すようであれば私たちとご一緒されませんか。

詳しいことは電話でお話ができればと思っているので気軽にお尋ねください。(電話:076-272-2940)

ここからは話題を替えて、可愛い店の娘を紹介させていただくこととします。

【紋紗の芭蕉布文様の長羽織地】

紋紗の芭蕉布文様の長羽織地

本日ここに紹介させていただくのは紋紗の羽織やコートになる黒地の芭蕉布文様の反物です。

この画像からも分かるかと思いますが、透け感のある素材のもので、単衣物や夏物のきもの上から羽織っていただくもので、”ちりよけ”とも呼ばれている品です。

きものを着て外出するときに、帯出しよりも羽織などを羽織っていた方がスマートで、花見時期から羽織っていただくことができて、温暖化の影響もあって10月頃まで活用できるのではないかと考えています。

一番のセールスポイントは、芭蕉布という模様がとても小洒落ていることです。それも黒地というのがお洒落なんですね-

あいにく北陸地方の方は車で出かける方がほとんどで、この商品を紹介させていただくと、車だから必要でないと言われてしまって、なかなかお嫁入りができないんですね-

人口の多い土地の方は地下鉄のご利用が多いかと思われるので、薄物の長羽織としてお勧めさせていただきたいです。

どうか参考にしていただけたら嬉しく思います。

再び話題が替わりますが、今日は妻の月命日で妻に会いに行って来ました。

【妻の月命日の日】

妻の月命日の日

いつもブログでは強がりを言っていますが、正直なところいつも不安な気持が後ろから追いかけてきて、”これでいいのか”みたいな想いを持って生活をしています。

特に今年は住まいを新しくしたこともありまして、考えることが多くありましてね-

素直な気持を妻に伝えてまいりましたが、妻は受け止めてくれたでしょうか。

仕事でも私生活でも踏み出すことは想像している以上にエナルギーのいることで、その勇気をどの時点で出したらいいのか迷うことばかり・・・。

妻の分まで生きると約束しただけに向っていかなくてはなりませんが、そんな自分は何処に向おうとしているのでしょう。

年齢を重ねているだけに利口とは言いにくいところがあるかもしれません。
ですが、燃え尽きるまで走り続けたいと思っています。

明日は京都出張の日です。

明日も悩まさせる日となりそうですが、踏み出すことだけを考えて仕入先を廻ってある来たいと思っています。

では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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