数日前から体調が優れなくて、記事を簡単に済ませるかもしれません。
今月の10日頃から来客数が激減していましていろいろ考えてしまいます。
この店が必要とされていないのかも・・・
暑さできものを着ようとする人が少なくなっているのかも・・・
情報の出し方が地域の暮らしに合っていないのかも・・・
頭の中で掃除するかのように仕事との向き合い方を考えてしまいますが、このようなスランプがあるから立ち止まって振り返ることができるのでしょう。
それは改善を図るステップとなるもので、小さな事に目を向けてお客様の気持を読み取っていけたらと思っています。
今は10月17日(金)からの神無月の会のテーマとなる「江戸の粋」に向けてお客様へのご案内とネットからの情報発信にパワーを向けていくつもりでいます。
【竺仙の江戸小紋を10月17日からの「「江戸の粋」にて紹介させていただきます】

「江戸の粋」って、人それぞれの感性や見方で考え方が異なるので、この店の店主が考える「江戸の粋」だと思ってください。
今回が竺仙さんが力を貸してくださるので、江戸末期に庶民の間で広がった江戸小紋を一つの軸として、小洒落たコーディネートを紹介させていただきます。
【竺仙のひじき縞江戸小紋を葵柄の塩瀬帯でコーディネート】

こちらのコーディネートはひじき縞江戸小紋と葵柄の塩瀬帯との組み合わせで、品が良くて堅苦しくない着こなし方で、お茶を習っている方にお勧めさせていただきたい取り合わせです。
こちらの江戸小紋は伊勢型紙を人間国宝の故・児玉博さんが彫ったもので、染は現代の名工と認定されて浅野栄一さんが染めた江戸小紋です。
確か浅野栄一さんは80歳になったら引退をすると云っていたので、後1.2年で伊勢型紙の縞を染める職人さんがいなくなるのではないかな~
こちらの着こなしから江戸の粋を感じ取っていただけたらと思いますが、その考え方は着こなしがスッキリしていることで、ここから和装小物を加えていって、いなせな雰囲気を創り上げていくことかと考えています。
感覚の問題ですが、時間が取れたら17日からの江戸の粋を覗いて見てください。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。