秋のおしゃな小紋特集を始めます・そして悲しい現実

 この残暑で秋の演出がピンと来ません。

秋を探しに店を尋ねるお客様も少なく、我慢の日が続いていますが、指を加えている訳にはまいりません。

 

何かモーションを起こしたいと打ち出したのが「おしゃれな装い・秋の小紋特集」です。

 

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そして新たな看板が店の立ちました。

 

店内は秋物として入荷した商品が静かにコーディネートされました。

 

 

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秋をおしゃれしたい方、ワクワクする商品が揃ったので是非覗いてみてください。

 

 

話しは変わります。

今月は公私共にいろんなことがあって、なかなかリズムに乗れないでいます。

 

そんな折、結婚したばかりの娘がお腹に痛み走り病院に入院したとの連絡が入りました。

深夜2時頃のことです。

 

気がついたのは明け方で、お世話になっている病院へ向かおかと思っていた矢先に、嫁ぎ先のお母さんから電話があり、大きな病院に運ばれ子供を産んだとの知らせ。

 

早産です。

 

不安を抱え仕事の段取りを済ませ救急車で運ばれた病院へ向かうと、集中治療室へ案内され、目にした姿はベッドの上で横になっている娘の姿。

その横には婿さんが・・・

 

よく見ると娘は胸の中で赤ちゃんを抱えているではありませんか。

その先にはいくつかの管が下がり、事態の深刻さが判る状態でした。

 

「どうなんや・・・」

私が静かに尋ねると、「後、数時間の命・・・」

涙を流し、かぼそい声で応えてくれましたが、私にはその意味が判りません。

 

居合わせた先生に状況を尋ねると、心臓に重い疾患があり生きることが難しいとのことだったのです。

 

早産だけでも驚いていたのに、目の前の小さな命が絶えようとしている現実を知らされ時は言葉を失いました。

 

それから沈黙の時間が1時間あまり近く続いたでしょうか、小さな赤ちゃんは妻の元へ旅立ちました。

 

名前は「みそら」と名付けたそうです。

 

優しい名前です。

二人が子供の誕生を待ち望んでいたかと思うと無念でなりません。

 

悔しいです。

涙が流れます。

 

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