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台風の影響で北陸地方も雨風の大荒れ、とまではいかない中荒れの天気になり、気温も下がり肌寒さを感じる日となりました。
5月29日は、数字の語呂合わせから ご(5)・ふ(2)・く(9)の日で、私の店でも着物で遊ぶイベントを企画していたのですが、店の都合で7月10日に変更になり、いつもと変わらぬ日曜日を迎えております。
朝、長女と顔を合わせると、「イベントが今日でなくて良かったね~・・・」。
気に掛けてくれていたみたいでした。
確かに今日のような荒れた天気だと着物で遊ぶ気分にはなれません。
しかし、日曜日でもあり、結婚式やお茶会などで、どうしても着物を着て出かけないといけない方もいらっしゃったのではないでしょうか・・・。
今日のような雨風の天気だと着物や足袋が雨に濡れて大変だったかもしれませんね。
そんな時の必要なアイテムとして「時雨草履」(しぐれぞうり)があると便利ではないでしょうか・・・。
ここにアップした品のことで、カバーが付いた草履のことを指します。
業界用語で「時雨草履」、又は「雨草履」と呼ばれていますが、いろんな商品が市場に流通しています。
中でもご評判がいいのが、このタイプの草履です。
雨や雪の日に履く草履という機能性だけではなく、鼻緒にデザイン性と履きやすさ考えた品で、横巻き(草履の側面)も、草履みたいに3段にして 高級感を出しているところです。
それに、草履の底に付いている滑り止めが生ゴムであることから、「キュキュと音が鳴らないところがいい・・・」、そんな声もお客様から届いています。
だからホテル内でも、遠慮することなく履くことができるのではないでしょうか・・・。
お値段は¥26、250
台の色はここのアップしたオフホワイトの他に、スミ黒・ベージュ・シルバー・薄あずきの5色を用意しています。
他にも、雨草履らしいシンプルなデザインの品も取り扱っています。
こちらは¥18、900の価格となります。
梅雨時や雪の降り始めの季節のことを考えたなら、時雨草履を一足お持ちになられていると、安心だと思います。
ところで、雨も風も激しさを増し、それに肌寒さも加わり、外へ出歩くのことが憂うつうな日です。
マインドも下がるので、何かいいことを探したいのですが、それも見当たらず、パソコンのキーボードを叩いている自分がいます。
一日を無駄に過ごしてはいないだろうか・・・
妻亡き後、家族を守ることが出来ているのだろうか・・・
仕事は、これからの和装業界は・・・
なるようにしかならないのに、いろんなことを考えてしまいます。
振り返ることがあっても、落ち込むことがあってはいけません。
そんなことを言い聞かせ、今日を閉じることに致します。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







