絽の着物を着た幼い子供たち・そして「南山打鼓北山舞」とは

 疲れが溜まっているのか、目が覚めてもなかなか起きれなくて、日々の負担の重さを感じるこの頃です。

 

こんな時に「お母さんがいてくれたならな~」なんて思ってしまう訳で、「無い物ねだり病」が顔を出していました。

何かに付けて、パートナーがいるということは心強いものではないでしょうか・・・。

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まず先に、幼い子供が着物を着た後ろ姿をアップしてみました。

風情が漂っていますが、これが何であるかは最後に全体像をアップしたいと思います。

 

冒頭の話しに戻りますが、妻のことを考えているうちに、昨日電車の中で読んでいた本の一節を思い出しましてね~

私が思っていることとは、少し意味合いが違うかもしれませんが紹介してみたいと思います。

 

禅語に「南山打鼓北山舞」(なんざんにつづみをうてば ほくざんにまう)という言葉があります。

 

その意味は、しばらく会っていなかった友人と話をしたら、偶然今同じものに興味を持っていた、ということがあります。

似た感性を持っているからこそ友になり、離れていても見ているものが同じ。南の山で鼓を打つと、北の山にいる人が、聞こえるはずのない鼓の音に合わせて舞い踊っているという状況です。

心でつながっていれば、時間も距離も関係なく、ぴったり合うことができる。

長年連れ添った夫婦が、「あれ」「これ」だけで話が通じるというのも同じことで、まさに阿吽(あうん)の呼吸なのかも・・・。

そんな解説が加えてありました。

 

確かに妻がいた時には、違う動作をしていても同じ事を考えていたり、表情ひとつで何を気に掛けているかが解りました。

 

長年同じ方向を向いて苦楽を共にして来た夫婦だったからこそ、テレパシーみたいなものが育っていったのだと思っています。

 

今にしてみれば懐かしさしかありませんが、一人で事を進めて行くことの孤独感が、いつも後ろからついてきていることを感じています。

 

ストレスを発散し心を軽くしないといけませんね。

 

 

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もう一つ、私の店には「あ・うん」という情報紙が存在します。

禅語で紹介した阿吽の意味を持つ四季を楽しむ情報紙です。

 

店とお客様の距離を縮めることを目的として、お母さんのアイディアで始めた事ですが、ブツブツ言いながらも№136号までたどり着くことが出来ました。

 

今月は、22日から始める「お値打ち品の会」のご案内と共に配布させていただきます。

 

さて、私からのテレパシーはお客様に届くでしょうか・・・。

 

 

 

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冒頭の写真は、花火を観ている様子を押絵にした麻素材のタペストリーです。

子供は古布の記事を使ったもので、幼い時の盆踊りを思い出します。

 

男女とも絽の着物地を使っていて、タペの長さは約100㎝。

お値段は¥15、750です。

 

どうかこのタペで、忘れかけている日本を思い出してみてください。

 

それでは今日はこれにて終わることに致します。

 

皆さんお休みなさい。

 

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コメント

  1. 祐太mama より:

    こんにちは~♪
    お仕事毎日 お疲れ様です。
    毎日 楽しく拝見させて頂いております。
    先日富山から主人とバイクで走りに出ました。行き先は
    道の駅『しらやまさん』でした。
    そして偶然にきものの『ふくしま』さんを通り過ぎたところで
    ブログの『ふくしま』さんだと気がつきました。
    お店を見つけましたよ。いつか遊びに行きたいです。
    私にも他県にいる親友を気にかけている時に、その親友から突然メールが来たり電話があったりとどこかで繋がってるような気がしてなりません。

  2. ふくしま より:

    嬉しいお便りをいただきましてありがとうございます。
    いつの日か、知らない顔をして覗いてみてください。
    お待ちしております。

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