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今日は久しぶりに店に賑わいがあった日で、忙しい一日になりました。
私の店を頼って尋ねて来てくださるって本当に有難い・・・
単純なのかもしれませんが、人の出入りが多いと気持ちが前向きになるものです。
この落書みたいな文字は、私が今の店を作って数年後に進む道に迷って書いたものです。
店の事務所に掲げていますが、随分色あせてしまっています。
当時は地方の呉服店といえば、着物以外に、宝石、爬虫類のバック、毛皮やブラックフォーマル、羽毛布団に至るまで、仕入れ先が持ってきた企画を難しく考えることなく、売れるものなら何でも取り扱った時代です。
私も他店に負けてなるものかと、取り上げていました。
そのような時代の中で、自分が本当にやりたいことは こんなことではない。
もっともっと和物にこだわった店があっていいと思うし、それもワクワクするような店が創れたら、どんなに素敵なことか・・・
そのようなことを思い始めたのでした。
その時に自分に言い聞かすように書いたのが先程の文です。
それからというもの、楽しい店を創りたいと思う一心で店の体質が少しずつ変わり始めました。
だけど、店のファンが増えるまでには随分時間がかかるものでした。
どうしたらいいのだろう~
自分に問いかける日々が続いたのです。
そんな私を支えてくれていたのが妻だったのです。
それからというものは いろんなことがありました。
妻が「四季を楽しむ情報紙」を作りはじめたり、前結び着付け教室を開講し店のファンを作るのに必死でした。
二人で同じ方向を向き、現在の店を創ってきたのです。
その妻がいなくなって、やがて3年が経とうとしています。
和装業界も厳しい時代に突入し、もう一度、新しい道を探る時が来たことに気付かされている昨今です。
私が持っているこので何が出来るのか判りませんが、原点は私が書いた「もっと・もっと・楽しい店」にあると考えています。
どうか温かな目で、この先も見守っていてください。
お願い致します。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
法人名: 有限会社きものふくしま
法人番号: 8220002000118
白山市商工会会員
本日までのブログ総数:7,154記事






