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クリスマス寒波で雪が降り積もり、外に出るのが憂うつになる朝。
外の様子をうかがいながら、12月のイベントも終ったことだし、それに雪が降り続くこんな日はお客様もいらっしゃれないだろうと思い店を休むことにしました。
だけど降り積もり雪が気になります。
店を休んでも、誰も駐車場の雪をすかしてくれる人はいません。
そんなことを思うと、家でくつろいでいられなくなって店へと向かう私。
勿論、目的は雪すかしです。
しかし雪が降り止まず、結局、昨日から始めた店内の模様替えを先にすることにしました。
誰もいない店は寂しいですが、模様替えには最適の日です。
ウインドーはスクリーンを下ろしたままで、照明も落とし、おまけに雪すかしがしやすい洋服となれば、仕事放棄って感じです。
最初に、クリスマスグッズの小物を売り場からさげ、初売りに向けての売り場作りが始まりました。
ここはお正月を飾る和雑貨コナー・・・
ここには、ハンカチや手拭を集め、ソファーがある奥の飾り台には木目込み人形を並べてと・・・
私が描く新年の売り場が顔が覗き始め、調子に乗り始めたその時です。
入口の戸を開ける音。
「店は営業しているのかしら・・・」
新規の方で、小物を見せて欲しいと言って私の店を尋ねてこられた家族連れでした。
お相手をしている最中に、お若い女性が来店されて、何かを探しているご様子。
その方も新規の方のようで、お客様が重なってしまいました。
駐車場は車をこばむような雪で、中に入ると店の売り場は引越を始めたばかりの商品でクシャクシャ。
なのにお客様はお帰りになることもなく、いろいろと相談をしてくださいましてね~
着物のお買い物にも繋がり嬉しかったです。
以前に日曜日の来客が少ないことをブログで口説いていましたが、お客様を追いかけるとお客様は離れ、お客様を拒むとお客様が尋ねてくる。
なんて不思議なことでしょう~
店を開けておいてよかった・・・
今日一番の目的だった駐車場の雪すかしは、明日に持ち越すことになりましたが、クリスメス寒波が予期せね出来事をプレゼントしてくれたのかも・・・。
「メリークリスマス」
その夜、娘たちとインド料理の店でディナー
美味しくいただくことができました。
ここにアップした写真はその一部です。
それでは今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






