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明日はお母さんの月命日で、仕事が休みだった長女と墓参り。
毎年ゴールデンウイークになると、お母さんと車で遠出したり、庭の手入もお決まりの行事になっていていました。
止まってしまった時間は二人で過ごした記憶を呼び戻します。
私も寂しければ、お母さんの寂しく思っているのではないかな~
今朝はカーネーションの花を添え、手を合わせてきた。
こうして私たちの休日が始まりました。
お墓参りを終えると娘の提案で、世界遺産にもなっている合掌造りの集落、五箇山へ行こうという話になり、車で富山県へと向かうことになりました。
高速道路を使えば一時間近くで行ける距離です。
先に訪れたのは山深い土地の中にある菅沼合掌造り集落です。
タイミング良く桜が見れましてね~
それが、風で花びらががヒラヒラ舞落ちてとても綺麗なんだな~
まるで雪が降っているかのようで、タイムスリップしたみたいでした。
自然に優しい環境って、このような集落のことを指すのでしょう・・・。
新しい文化は何一つ見当たりません。
それに人ごみで、人に酔うこともありません。
大自然の中に、合掌造りが遠慮しながら仲間に入れてもらっているという感じです。
写真に映るお食事処「五郎平」で少し遅い昼食です。
普通の民家をお食事処にした感じで、居間らしき部屋で順番を待つのですが、そこには囲炉裏があって岩魚を焼いているんですね~
とても美味しそうで、お昼は岩魚の塩焼きと五箇山蕎麦をいただきました。
この岩魚の塩焼きが、ホコホコと柔らかくて美味しかったな~
皆さんにもお勧めしたい一品です。
他にも手作りのお細工物を集めた店なんですが、縁側に所狭しと商品を並べ環境客を待っています。
お部屋の中にご年配のおばちゃんが座っていましたが、近所のお年寄りが作ったものを売り物にしているとのことでした。
実に素朴な集落です。
観光客が多い訳でもなく、外は温かく空気は美味しいし、最高にハッピーでした。
その後、幾つか車で移動しながら石川県へと戻ってきたのですが、その途中に温泉の風呂で疲れた身体を癒すことが出来ましてね~
天候にも恵まれ贅沢な一日となりました。
これも娘のお蔭でしょう・・・。
そてにしても、何もないことがこんなにも贅沢だとは・・・
自然も、そこに住む人達も、ありのままの姿がから、接していても無理なく関わることができるんでしょうね~
それが心を豊かにし、疲れを取り除いてくれるのかもしれませんね。
田舎の環境は私に合っているのかも・・・。
それでは今日はここまでと致します。
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






