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新しい一週間が始まりました。
6月も4週目ともなれば夏本番という気持ちでいますが、夏の装の準備は万全ですか・・・
和装小物で気分を変えてみたいと考えている方に、わずかなアイテムですが、お得な商品をご紹介させてもらいたいと思います。
まずは、こちらの草履とバッグです。
夏らしい表情をしていて、おしゃれでしょ・・・
草履はコルクがむき出しになって、天が網代というマニアックな草履台。
その台に、白の絽素材(絹100%)に雪輪の模様を刺繍した鼻緒を合わせてみました。
夏は涼しそうな白っぽい草履台がいいかと思いますが、汗をかくと足形が残ったりするでしょ・・・
その事を嫌う方には、このような草履台がいいと思うな~
それに網代というところに高級感があって、お勧めしたい一品です。
鼻緒はシンプルに白を選びましたが、よく見ると刺繍が入っているところが、控えめなおしゃれ。
(薄いブルーの糸を使った箇所もあります)
お値段はこの一足に限り¥21.000 (M寸) にて店頭に出したいと考えています。
メーカーの希望価格は¥47.250の品なんですよ。
そして、バッグですが素材が木であることが最も変わっている点です。
このような木の素材は他社でも作っていますが、大・中・小の水玉の穴が開けてあるところが面白いと思いませんか・・・
その中に、絹の絽の生地を使った水玉模様の巾着が納まられています。
(金茶色の紐の絹100%)
この白地に黄色とグリーン、そしてピンクの水玉がかわいいでしょ・・・。
四角くて硬さを感じるバッグが、こんなにも優しくなるから不思議ですよね~
サイズは巾24×奥行き10㎝で、高さが14㎝、お値段は10.500で販売したいと考えています。
メーカー希望価格は¥15.750のお品です。
そして最後にこちらの帯〆です。
夏用として提案している品でベースは全て白。
その中にドット柄の色が入った品です。
準備したのはこの5色。
ゆかた帯にアクセントとして使ってみても面白いと思います。
お値段は今回限りの限定品としてご提供したいと考えていて、通常価格¥3.780(絹100%)のところ¥2.100でお出ししたいと考えています。
今回このようなお値段でご紹介したのは、夏のシーズンはとても短くて、来店客をお待ちしているだけでは娘たちを嫁がせるのが難しいと考えてのことです。
特に人口が少ない土地でもあり、ためしに幾つかの限定品をリーズナブルな価格でネットで紹介したらどうなるだろう・・・
そのようなことを思い付いてのことです。
大切にしてこれらの商品を取り扱っている専門店さんには、大変ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、どうかご理解ください。
いろいろ書くと言い訳がましくなるので、この話題はこれにて終わりに致します。
ところで毎日のように京都の仕入れ先が秋物を見て欲しいと尋ねて来ます。
そして近況も聞かせていただいていますが、暑くなると絹物の動きが鈍くなって商いがしにくいことを話されています。
この現実は昔も今も変わっていませんが、着物需要の減少と共に新しいものが作り辛くなっている現状が見えてきます。
もしかしたら、この2・3年が正念場かもしれません。
進む道を誤らないよう、店の個性をハッキリさせていくことが経営者に求められている気がしています。
それでは今日はこてにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







