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今日は8月29日。8月もここまで来ると早く9月に替わってくれないかと思い始めています。
というのは、9月に入ると一斉に仕入れ先が秋・冬物ものが並び、展示会をしてくれるからです。
早く京都に出向きたいですね~
店内は90%近く秋物の品揃えへへとシフトを変えましたが、和雑貨のコーナーに新しい商材が足りていません。
そのことを気にしながら「小さな秋」を探し売場を構成している状態です。
和雑貨の商品をブログで採り上げることが多くありませんが、売場の構成比としては1/5くらいあるかもしれません。
入りやすい店を意識して2千円未満の商品を揃え、地域の方との距離感を近づける努力をしていますが、和雑貨の切り口で店の個性を出すことが難しくてね~
頭が重くなります。
そうした中で和雑貨のリピーターを増やすやために、10数年前から取り入れている独自のサービスがあります。
それがこちらです。
和雑貨だけに有効となる「ぽいんとかあど」です。
これはお買い物千円ごとに、フクロウさんのスタンプ一つ押しているのですが、升目30個にフクロウさんのスタンプが埋まると2千円の店の商品券となるんですね~
ときたま和雑貨をお買い物された方に、このサービスを忘れることもありますが、何処の店と比較しても率の高いポイントではないかと考えております。
これは、店の立地条件が悪いことを考慮して率を高くしたもので、ご利用されているお客様には喜んでいただけているのではないでしょうか?
和雑貨の在庫リスクなども考慮すると、利益の薄い部門になりますが、これも、リピーターを増やす意味で欠かすことができないサービスになっています。
将来的に消費税が10%になると、サービスの見直しも必要になってくるかと考えていますが、なによりも大切なのは旬の品揃えで、そん部分が補えていないと、このサービスも生きて来ません。
なので季節の変わり目は品揃えに苦慮させられています。
店の商品を循環せさながら店のファンを増やしていくことって生易しいことでないことを実感させられていますが、接客という心の尽くしかたにも勉強させられています。
お客様をお迎えする言葉といえば「ようこそ」に続いて
「おいでくださいました」
「おこしくださいました」
「いらっしゃいました」。
どれも美しい挨拶ですが、ぜひ、もう一つ覚えてください。と、店のスタップから貸してもらった本に書いてありました。
それは「ようこそお運びくださいました」という言い方です。
「お運び」とは「足を運ぶこと」なので、お客様が来てくれたことだけでなく、そこに費やした体力と時間にも目を向け、感謝する言葉。
したがって、遠くから来てくれた人や、雨の日のお客様などに対して使えば、まさに心のこもった歓迎の挨拶になるそうです。
確かに「ようこそお運びくださいました」と言われると、心地良いものがあります。
これから問題意識の中に置いて、お客様の挨拶に生かしたいと考えていますが、いろんな意味でお客様と真摯に向き合わなくてはならないと考える時間をいただいたしだいです。
腐った気持ちで終えるのも一日。されど、足りないものを振り返り自分に勇気づけて終わるのも仕事の終わり方。
不完全燃焼の日だっただけに、心を豊かにして終えてみることとしました。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






