娘も力を貸してくれている風呂敷の提案をどのようにしてお客様にお伝えするかが当面の課題になっていて、手始めに風呂敷コーナーを触ってみることに・・・
開店当初から風呂敷には人一倍こだわりを持っていて、春と秋に風呂敷の特集をしています。
特に春は会社関係の年度末で人が動くことや入卒や婚礼シーズンとも重なり、贈り物として風呂敷を利用される方が少なくありません。
そのようなニーズをどのようにして捉えるかが大きな課題であることを理解しているものの、その戦略を掴みけれていません。
オンラインショップを生かした展開もその一つで、この壁をいかにして打ち破るか。
暇なこの時期に、風呂敷という切り口でオンラインショップの構成の仕方を学び取りたいと考えていますが、ここにも娘の力を借りなくてはいけないのかも・・・
私たちの仕事は、どんなに魅力的な商材があっても、それを生かした販売方法を身につけていないと自己満足の世界で終わってしまいます。
人通りの多い場所に店舗があれば人を引き込むチャンスも考えられるのでしょうが、悲しいことに真逆の環境に店があるためにネットなしでは語れない店作り。
苦労させられますが、ぼやいていないで踏み出さなくてはいけませんね。
しかし、店舗が国道沿いにあるために行き交う車は絶えることがありません。
なのでウインドーのディスプレーには気を配るようにしていて、風呂敷の提案に合わせてウインドーのディスプレーも変えてみました。
現在の店作りから届けたい3つのテーマをウインドーに表してみました。それは風呂敷と木目込み雛人形に春を装う色無地の提案です。
わずかな望みに知恵を絞ったつもりでいますが、毎日がこのような小さな創意工夫の繰り返し。
その成果が目に見えて現れるものではありませんが、店が呼吸していることだけはお伝えることができるのではないかと考えております。
話題は変わります。
お客様から店にピンク色の封筒が届きましてね~
手に触れてみると硬さと厚みがあるもので写真でも入っているのかと、その封を切って開けてみると、なんとドキッとするものが・・・
封筒の中にはこんな可愛いバースディカードだったんですね~
言葉を失いました。
だって、このようなカードをもらったことがないからです。
心が若返ったみたいで、その心遣いに感激するものがありました。
店で買い物をしてくださっているのに、どうしてこんなにもお優しいのでしょう・・・
お客様との関係を大切にしたいと、改めて感じさせられるものがありましたが、私はその行為にお返しができているのでしょうか?
心が騒ぎます。
ありがとうございます。
そんな訳で明日22日が私の誕生日ですが、この年になると自分がいくつなのかを数えたくなくてね~
毎日が平凡の過ぎていくだけのことで、カレンダーを見て生活をしているだけのこと。
自分では30代の気持ちで届きそうで届かない夢を追いかけているというのが正直な気持ちです。
ある意味で突っ張って生きているといえるのかもしれませんが、このようにメッセージをいただくと照れくさいものがありますね~
素直に誕生日の日を受け止めて、残された人生をどうしたいのかを考えてみたいと思います。
いつまで30代の気持ちでいたれるのか?
体力をどこまで維持できるのか?
病気になったらこの店はどうなるのか?
人生の計算ができないもので、そのようなことを考えない訳ではありませんが、そのことよりも、その地点まで到達できるのかが関心事なんですね~
この時代を生き抜いて何を残していけるのか。後悔のない生き方をしたいし、もう少し踏み込んでいえば、この仕事でどれだけの人を幸せにできるのかを試してみたいと思っています。
一方で美学だけでは生きはいけないことも解っていて、これから先の時間を家族や社会に痛みを与えることになるのかもしれないが、それでも私が想い描く人生を我慢という二文字を引きずりながら一歩ずつ歩いていきたいと考えています。
それは自分への挑戦です。
社会人になりたての時に、「理屈とチューインガムはいつでも、どこででもくっつく!」と、口癖のように話していた上司がいました。
人の生き方ってそんなものではないでしょうか?
綺麗ことで幕を閉じれるとは考えていませんが、私の生き方にチューインガムがあるとしたら、そのチューインガムを信じてみたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。