京都は春休みと花見シーズンが重なったこともあり、京都駅は多くの人で賑わっていました。
さすが観光の町京都です。
観光スポットで蕎麦屋さんを営む社長さんの話によると、「えぐい」くらいに人が入り、4割近く外人さんが占める日もあるそうで、休みも取れず疲れることを口説かれていました。
観光地は外人さんの着物姿も年々増えていて、レンタル着物も潤っているのではないかと話していましたが、実はその会社は着物や帯も作っていて、メーカーさんとしてデパートや全国チェーンの呉服店に着物を卸している会社でもあります。
その社長さんと、ビジネスとして観光地にある飲食業と着物を販売する和装業界と「疲れる」意味合いが180度違うことを冗談を交えながら談議する時間がありました。
仕入れ先を回っていても明るい話題が乏しくて、和装業界に広がる「疲れる」という意味の深さを肌で感じさせられるものがあります。
そしてその対極にいるのが、ネット販売や私たちの業界と一線を引くレンタル着物で、時代の流れを取り入れた戦略が話題に出ることが多くなっています。
そのことを私たちは客観的の視ていますが、何一つ改善されないままに時代の流れに流されていていいのでしょうか?
そのことを考えたときに、もう少しネット戦略を生かした生き方を模索すべきだと思えるものがありす。
それは価格競争を示すものではなくて、店の存在を世界に示すもでのあったり、信頼を高めるためのネット戦略を工夫しながら大海へ飛び出す足掛かりにすべきだと思います。
これまでと同じようなことをしていて、策を講じづに疲れを感じるよりも、慣れないことに知恵を使って疲れたと口説く方が、同じ疲れでも中身が違います。
現実は能力の衰えた者たちを拒むものがありますが、勢い付いている現実の動きを素直に認め、強みを生かす工夫が私たちの業界に足りていないとしたら、その切り口をネットで探ることも必要ではないかと感じさせられるものがありました。
何が正解か判りませんが、意味を持つ疲れから始めたいものですね。
ところで今日の「疲れ」は意味を持つものだったのでしょうか?
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






