雨が降り続く肌寒い一日になりました。
今日は影を潜めたようにお客様が少なくてモチベーションが緩んでおりますが、毎朝ワイドジョーを見ていると、ニュースが次から次へと飛び込んでいて、驚きがあったり、考えさせられることも多くあって、人間が振りまく毒とでもいいましょうか、明るい話題が少ないことを感じさせられています。
それに比べたら私なんかは変化に乏しい生活を送っていて、いつも不満を漏らしていますが、ある意味で平和な暮らしをしていると言えるのかもしれません。
なのに、明るくて刺激的な話題を欲しがっていて、欲望の深さに底がないことに気づかされております。
この欲求が努力という方向に向かえばいいのですが、どこかで「怒り」に変わっていたり、「ズル」をしてしまうのが人間なのかもしれませんね。
冬季オリンピックと対照的な話題を目にする度に、「壊れる」ことの恐ろしさを教えられています。
され今日は県外の方から問い合わせが入った商品をここにアップさせていただくことにしました。
それは以前に紹介したことのある黒地の加賀友禅の四つ身訪問着です。
鮮明な画像があればというご要望でもあったもので、いくつか画像を撮り込んでみました。

加賀友禅四つ身訪問着
模様は古典柄の「貝桶と橘」を描いたもので、加賀友禅の柄としては珍しい作品かと思っております。

加賀友禅四つ身訪問着
こちらが後ろから見た画像で、腰上げする個所には帯が乗ることもあり友禅が入っておりません。

加賀友禅四つ身訪問着
この個所が上前になります。

加賀友禅四つ身訪問着
そして八掛には赤系の地色に蛤文を描いております。

加賀友禅四つ身訪問着
その画像が全体を撮ったもので、お袖には両面に友禅を入れております。
帯に黄色やヒワ色、水色などの明るい色を向かわせ、帯〆や帯揚げに赤系の色を生かすと都会的な可愛い着こなしができるのではないでしょうか?
お電話で少しお話をさせていただきましたが、可愛い色合いの加賀友禅四つ身訪問着をお探しだとのことで、思うと違っているかもしれませんが、友禅の差し色が明るくて素敵かと思うのですが・・・
どうか参考にされてみて下さい。
連日帰りが遅くなっていたこともありまして、今日は早めに切り上げて体を休めたいと思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







