迷いが自信に変わる時・それは小さくても毎日「夢」を語ることかと思います

5月の始まり 店主のひとりごと

29度まで気温が上がったと、京都で乗ったタクシーの運転手が話していましたが、確かに暑さを覚える日で、日影を選択して歩く一日だったかもしれません。

 

訪ねた仕入先はどこもお客様がまばらで、ゴールデンウィークの影を落としていた感じが致します。

 

仕入れ先を回ってみて、業界全体が昨年とは様子が違っていて、商品の動きが良くないことを話す先が多く、次の一手を見つけられないままに5月を迎えている感じでした。

 

或る先では、何を作ったらいいのか教えて欲しいと尋ね来る担当者もいて、消費の冷え込みは深刻な状況にあるようです。

 

こんな話を他人事のように書きながらも、私もそのようなことを感じていて、これまでのやり方では消費者の心を動かせない時代になっていることに気づかされております。

 

 

私は現場で日夜そのことを考えていて、何をするにしても不安と背中合わせであることも確かで、迷いに呑み込まれると情熱も一気に冷めてしまうことを嫌というほど経験しています。

 

単なる風邪だと思っていたものが病状を悪化させてしまって、入院しないとならないことにもなりかねません。

かといって風邪を治す新薬を持っている訳でもなく、どうすればいいのかと途方に暮れているのが私たちの業界かもしれません。

 

そのような現状を見ていて、私は自分に言い聞かせるのです。

 

知恵がないのなら、せめて夢を語ってみてはどうかと・・・

 

お客様に喜んでいただけることを考えたり、やってみたいことを語ったり、未来のあるべき姿を呟いたり、とにかく自分が信じて、毎日背ずしが伸びることを言い続けることで、明日、何をしなくてはならないかが、おぼろげに視えてくるように思っています。

 

何もできなかった日は素直に反省し、失敗をしても、本番へのリハーサルだと思うようにして、一日を大切に時間を使うことで、いつしか、どこからともなく工夫が芽生えてくるものです。

 

 

それが新薬で、迷いが踏み出す力に変わり始めるときではないでしょうか?

 

それこには知恵を十分に補えるものがあって、その繰り返しが自信に繋がるように思えてなりません。

大切なことは、どれだけ時間を使っても自分を信じて諦めないことかと思います。

 

そんな気構えでいれば、世の中の流れは他人事に思えて、自分を見失わずにいられるのではないでしょうか?

 

結果を残せていない私が言うのもおこがましい話ですが、この仕事に誇りを持って、小さな夢を沢山語ってみたいと思っています。

 

 

 

5月の始まり

5月の始まり

 

新しく訪れた5月も多くのことを私に語りかけ来るでしょう。

 

それでも、嫌なことに目を向けるのではなく、そのすき間から見えてくる明るい夢に、私の持っているすべてのエネルギーをぶつけてみたいと思っています。

 

必ずやその後には、私に合った真実が見えてくると信じています。

 

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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