昨夜のワールドカップ日本代表とコロンビア戦の戦い見事でしたよね~
勝利を手にするごとができて本当に良かったです。
その勝利に日本中が湧き上がって、私も元気をいただけた気がします。
この勢いで勝ち進んでいけたらいいのですが・・・
ワールドカップの試合が生活の時間帯が合うもので毎日見てますが、選手を見ていて、腕にタトゥーを入れている人が多ことに気づかされます。
慣れないもので違和感を感じてしまいますが、一つのファションなんでしょうかね~
スポーツ界でタトゥーを目にすることが少ないだけに気になりますが、そんなことを言っている私は古い人間なんのかもしれませんね。
どうであれ、ワールドカップに注目が集まっていることは確かで、一方で、私の仕事である浴衣市場に目を向ければ、今一つ元気がない感じがして気にかかります。
娘いわく、バーゲンを待っているのではないかと言いますが、そのことが消費にブレーキをかけているとしたら、リスクを抱えて浴衣を採り上げている側としては辛いものはありましてね~
これが季節商品の悲しい宿命なのかもしれないが、和服は洋装の世界みたいに形も柄も流行に左右されない点や、同じ商品が市場にだぶついていることも極めて少ないだけに割り切れないものがあります。
売り手側の言い分かもしれませんが、バーゲンの渦に巻き込まれて行くと資本力の乏しい店は経営の体力を失うことにもなりかねません。
呉服店さんが少なくなっているだけに、このバランスがとっても難しいといえるのではないでしょうか?
そのような話をお客様とさせていただく機会がありましたが、経営者としてどこに軸足を置くかで考え方が変わるのでしょう。
何を大切にすべきなのかを、今一度、問いたださなくてはなりませんね・・・
ここに三勝さんの濃紺の単色浴衣地をコーディネートしてみました。
中高年向きの浴衣で、流行とは無縁の古典柄です。
心落ち着くものがあり、このようなコーディネートをすると素敵でしょう。
お客様の体型に合わせてお仕立てを加えなくてはなりませんが、ひと針ひと針、和裁士さんの糸が通ることで人肌を感じていただける浴衣になるのではないでしょうか?
これが日本の和服です。
そしてそれを伝えていくことがきもの専門店の役割でもあります。
なかなかご理解をいただけにくい時代になりつつありますが、自分が信じれる方法に舵を取って、お客様からの安心を買っていただける店にしたいです。
またもや取り止めのない記事になりましたが、これにて閉店と致します。
では、お休みなさい。