絞りの黒留袖・そして目には見えない五つ紋の決まり事

ボヤボヤしているうちに、2月も一週間が過ぎてしまいました。
来客も少ない事もあり、少々せりが出始め 気持ちを引き締めないといけませんね。
今日はチョト珍しい商品をご紹介させて頂きます。
その品は 皆さんも良く知っている黒留袖。
2008_02060011.JPG
結婚式に着る女性の第一礼装の着物で、写真の束ね熨斗 (たばねのし) の模様。
吉祥模様 (きっしょうもよう) としてよく使われる古典柄。
何が珍しいかと言うと、模様のところに手絞りを加えているところです。
解りやすく写真を大きくしてみました。
2008_02060012.JPG
白く粒状になっているのが絞りです。
この写真では絞りの凹凸が見難いかもしれませんが、肉厚のちりめん生地をしっかり絞って模様にしている着物なんですよ。
皆さんは、このような 「絞りの黒留袖」 を見た事がありますか・・・・・・
京都の 「京鹿の子絞り」 にこだわる 絞り屋さんが作った品ですが、生産量も少なく市場で目に触れる機会が余り無い黒留袖です。
今回、私の店で2月15日から約2週間、 「礼装五つ紋の会」 を企画していて、家紋が五つ入る黒留袖と喪服を特集するんです。
その時にご紹介したいと考え、絞り屋さんにご協賛頂いた商品なんですよ。
一足先に皆さんにはご紹介してしまいましたがね・・・・・・
そこで、いい機会なので、礼装の着物に入る家紋の意味を書き添えておきます。
以前にもこのブログに書いたことがありますが、もう一度おさらいということで・・・・・・
黒留袖・喪服には家紋が5個入ります。
(背中に①つ、胸に②つ、そして、袖の後ろ側に②つです)
なぜ五つかというと・・・・
背の紋は・・・・・ご先祖を表し、
両胸の紋は・・・・・両親を表し、
両袖の紋は・・・・・兄弟・姉妹・親戚を表しています。
私なりに解釈すると、「家族の絆・ご先祖への感謝」 を意味しているのだと思います。
最近は五つ紋の着物をレンタルで済ませる方も少なくないようですが、できれば、家紋の意味を理解しご自身の着物 (家紋) で、心を添えていただけるとよろしいのでは・・・・・・
目には見えない五つ紋の決まり事、大切にして頂けると嬉しいですね。

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絞りの黒留袖・そして目には見えない五つ紋の決まり事” への2件のフィードバック

  1. ふくしま

    和さんへ・・・・・
    絞りの黒留袖のお値段の問い合わせにお答えさせて頂きます。
    正絹の白の比翼を付け、お仕立て代などの全ての加工代金を加えると110万円台の金額になります。
    世界に一つしかない着物です。
    この値打ちをお解かり頂けるようでしたら、お値段のご相談をさせていただくことも可能です。
    さの際には店頭にて商品を確かめてお願い致します。
    和さんはお目が高いんですね。
    一度店に遊びに来てくださると嬉しいな~

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