仕事のことを何一つ考えなかったお盆休みを終え、今日から新しいラウンドの始まりです。
その始まりの最初の仕事は、この夏商戦を一緒に戦っていた演出グッズをしまうことから・・・・・
蒸し暑い日、カンカン照りの日、雨風の日、いつも店に活気を送り込んでくれていて、ご苦労様でした。
お陰さまで、沢山のお客様に来ていただけたように思います。
ささやかな感謝の気持ちを伝え、休んでもらうことにしました。
この写真は、何だと思いますか・・・・・
仕立て上がった着物のようにも見えますが、古布の生地をパッチワークした 「のてん」 なんですよ。
とても珍しいデザインでしょ。
創作物で、「背守り(せまもり)のれん」 といいます。
背守りとは、この中央の松ぼっくりのようなデザインの部分を言い表します。
昔の子供物の着物の背中に、魔除けとして付けられていた 「背守り」 を、のれんとしてアレンジしたものです。
押し絵のようにして、立体的に取り付けられたもので、古い着物生地を使っています。
この部分も古布で、幾種類もの友禅柄をパッチワークしたものです。
観賞用のタペストリー(壁掛け) のような使い方も面白いと思いますね~
裏側も紬の無地を使っていて、ポイントに一つ模様を縫い付けています。
3連ののれん大きさは、巾が84cm・中央の長さが124cm・・・全て古布使用 (絹100%)
お値段は ¥40,950 です。
世界に一つしかない入荷したばかりの 「背守りのれん」 を紹介してみました。
こうして、店内の彩りは自然の動きに押し流されるようにして秋冬物に移り変わって行きます。
毎年同じ事をしているのに、季節の変わり目になるといつもドキドキしてくるんですね~
新しい商品に期待が膨らむからでしょうかね・・・・・
後半戦も楽しい商品を集め紹介したいと考えています。
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