仕事のことを何一つ考えなかったお盆休みを終え、今日から新しいラウンドの始まりです。
その始まりの最初の仕事は、この夏商戦を一緒に戦っていた演出グッズをしまうことから・・・・・
蒸し暑い日、カンカン照りの日、雨風の日、いつも店に活気を送り込んでくれていて、ご苦労様でした。
お陰さまで、沢山のお客様に来ていただけたように思います。
ささやかな感謝の気持ちを伝え、休んでもらうことにしました。
この写真は、何だと思いますか・・・・・
仕立て上がった着物のようにも見えますが、古布の生地をパッチワークした 「のてん」 なんですよ。
とても珍しいデザインでしょ。
創作物で、「背守り(せまもり)のれん」 といいます。
背守りとは、この中央の松ぼっくりのようなデザインの部分を言い表します。
昔の子供物の着物の背中に、魔除けとして付けられていた 「背守り」 を、のれんとしてアレンジしたものです。
押し絵のようにして、立体的に取り付けられたもので、古い着物生地を使っています。
この部分も古布で、幾種類もの友禅柄をパッチワークしたものです。
観賞用のタペストリー(壁掛け) のような使い方も面白いと思いますね~
裏側も紬の無地を使っていて、ポイントに一つ模様を縫い付けています。
3連ののれん大きさは、巾が84cm・中央の長さが124cm・・・全て古布使用 (絹100%)
お値段は ¥40,950 です。
世界に一つしかない入荷したばかりの 「背守りのれん」 を紹介してみました。
こうして、店内の彩りは自然の動きに押し流されるようにして秋冬物に移り変わって行きます。
毎年同じ事をしているのに、季節の変わり目になるといつもドキドキしてくるんですね~
新しい商品に期待が膨らむからでしょうかね・・・・・
後半戦も楽しい商品を集め紹介したいと考えています。
どうかこのブログともども応援してくださいね・・・・・

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま






